詳細はこちら
サービスロゴ

学ぶ

Learn

サービスロゴ

もらえる!

Present!

法科大学院には行くべきなのか?メリットとデメリット

公開日2019/08/16 更新日2019/08/17

社会人が司法試験やその先にある弁護士を目指す場合に、法科大学院へは行くべきなのでしょうか?
法科大学院は、修了すれば司法試験の受験資格が確実に得られることがメリットです。
一方、お金と時間がかかるデメリットもあります。
ここでは、法科大学院のメリットとデメリットについて詳しく見ていきましょう。

法科大学院の現状

法科大学院の現状は、残念なことに「芳しい」とはいえません。
法科大学院の数および志願者・入学者の数はともに減少しています。
法科大学院は、もっとも多いときには全国で74校がありました。
ところが、2018年度までにそのうち35校が募集停止や撤退に追い込まれてしまいました。
募集停止・あるいは撤退したのは、2011年の姫路獨協大を皮切りに、大宮法科大学院大、駿河台大、明治学院大、獨協大、東海大、新潟大、信州大、島根大、鹿児島大、熊本大、青山学院大、立教大など。有名私立大学や地方の国立大学も含まれることとなっています。

法科大学院が募集停止や撤退を決めるのは、学生が集まらないことが理由です。
法科大学院の志願者数および入学者数は、2005年の時点では、志願者:4万1,756名、入学者:5,544名でした。
ところが、2018年には、志願者:8,058名、入学者:1,621名となり、志願者は約5分の1、入学者は3分の1以下となってしまっています。
存続している法科大学院の学生減も深刻です。残っている39の法科大学院のうち10校は、定員の半数以下しか学生が入学していません。

司法試験の合格率

法科大学院に学生が集まらないのは、法科大学院修了生の司法試験合格率が低いことが原因の1つとしてあげられます。
2018年の司法試験で、法科大学院修了生の合格率は24.7%となっています。法科大学院別に見ると以下の通りです。

順位法科大学院名受験者合格者合格率
1東北学院大学5360.0%
2一橋大学1217259.5%
3京都大学21612859.3%
4東京大学25212148.0%
5神戸大学30111839.2%
6慶應義塾大学30111839.2%
7大阪大学1335037.6%
8早稲田大学30111036.5%
9九州大学872933.3%
10名古屋大学952930.5%
11白鳳大学7228.6%
12東北大学551527.3%
13香川大学12325.0%
14広島大学481225.0%
15中央大学43510123.2%
16愛知大学13323.1%
17信州大学22522.7%
18首都大東京1032322.3%
19岡山大学511121.6%
20創価大学611321.3%

以上は、司法試験合格率が上位の大学となります。しかし、有名大でも合格率が、
・筑波大学 13.2%
・上智大学 14.8%
・明治大学 12.3%
・立命館大学 11.4%
と、低水準になっているところもあります。また、合格率が10%を下回っていたり、合格者数が0であったりする大学も多くあります。


記事提供元

弁護士や法務の転職・求人情報ならMS-Japanが運営するリーガルネット
法務領域に特化した求人検索。MS-Japanが運営する法務・弁護士・弁理士等、法律領域トップクラスの転職サポート実績のリーガルネット

??

弁護士や法務の転職・求人情報ならMS-Japanが運営するリーガルネット
法務領域に特化した求人検索。MS-Japanが運営する法務・弁護士・弁理士等、法律領域トップクラスの転職サポート実績のリーガルネット

ニュースを読んでポイントGET!(公開日の翌日13時前限定で取得可能)

おすすめコンテンツ

関連ニュース

人気記事ランキング

キャリア記事ランキング

新着動画

関連情報