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SNS断ちで集中力アップ?!注目の『ディープ・ワーク』とは

公開日2019/10/21 更新日2019/10/22
注目の『ディープ・ワーク』とはどのような働き方?

SNSなどを上手に活用して、効果的に仕事を進めているビジネスパーソンも多いでしょう。いまや、SNSも有力なビジネスツールの一つですが、Facebookやメールから離れることで集中力を高める “ディープ・ワーク”という働き方が注目されています。ディープ・ワークとは、どのような働き方なのでしょうか。

集中力が高まる静かな環境で生産性を高める働き方

ディープ・ワークとは、「大事なことに集中する:気が散るものだらけの世界で生産性を最大化する科学的方法」の著者Cal Newportが提唱した、仕事の効率を引き上げ短時間で成果を出す、働き方に関する考え方です。

仕事の効率をアップさせるために、多くの企業が取り組んでいるのは、まず職場環境を働きやすく改善することや、給料や休日を増やすなどの待遇面での優遇などではないでしょうか。

職場環境の改善については、IT業界などではフリーアドレス制の導入や、メンバー間の双方向のコミュニケーションを活性化させるオープンオフィス化がトレンドのようです。

ところが、そうしたオフィスのオープン化が、集中力を低下させる原因になっているという指摘もあります。ディープ・ワークは、オープンオフィスとは対極にあり、集中力が高まる静かな環境下で働くことで、生産性を高めようという考え方です。

Facebookやメールをシャットアウト

具体的には、「FacebookやSlackの通知は止める」「朝にメールは見ない」などです。パスファインディング・メディア「WPJ」に、「仕事の効率を限界まで高める“ディープ・ワーク”を実践する7つの習慣」という記事が掲載されていますので、それをチェックしてみましょう。

 1. 1週間の予定を立てる(1週間の計画を立てるには、やるべきことを考え、詳細に落とし込む)

 2. マルチタスクではなく一つに集中する(ニュースをチェックしながら、仲間と話しながら仕事をこなすのではなく、一つのタスクに集中する)

 3. 習慣化する(料理、食事、身の回りの支度、休憩、次にすることを決めることなど日常的なタスクを自動的にできるようすることで集中力を維持)

 4. 気を散らすことからではなく、集中することから休憩をとる(YouTubeやインスタントメッセージの通知、ポッドキャストなどなど、気が散るものがいっぱい。集中して、仕事の効率を上げたいなら、認識を変える必要がある)

 5. メッセージ通知や電話はすべてシャットダウンする(電話はマナーモードにして離れた場所に置く、携帯の通知もすべてオフにして、仕事の邪魔にならないようにする)

 6. ソーシャルメディアをやめる(ネットワーク・ツールで「何らかの」のメリットが見込めるか、利用しないことで「何らかの」デメリットがあるかを見極める)

 7. 仕事から離れる(その日のタスクを終えたらシャットダウン。メールの確認や仕事関連のサイトの閲覧なども避ける)

    まさに、現在置かれている職場環境や生活環境とは、対極にあるスタイルです。しかし、テレビも電話もインターネットもシャットアウトして仕事に取り組んだところ、「ここ数年でもっとも生産性の高い日になった」という記述もありますから、集中力が高まる環境と生産性には、何らかの関連があるといえるのではないでしょうか。

    集中力を損なうSNSやメールの通知とチェック行為

    ソーシャルメディアを止め、テレビや電話もシャットアウトするという生活は、いまの時代では考えられないかもしれません。

    現代社会では、仕事中であれ、プライベートな時間であれ、ひっきりなしにSNSやメールが飛び込んできます。もちろん、仕事上大切な連絡事項や情報もあるでしょうが、無関係の雑多な情報も多く含まれています。

    それをいちいちチェックし、返信していることで、集中力が損なわれることはいうまでもありませんし、その間、生産性が落ちるのも、紛れもない事実でしょう。

    働き方改革が叫ばれ、同時に労働者一人ひとりの生産性を高めていくことが求められている時代だからこそ、ディープ・ワークという考え方に触れてみてはいかがでしょうか。

    まとめ

    私たちの周囲には、便利で機能的なツールが数多く出回っています。でも、それに頼り切っているだけでは、これからの時代を乗り切っていくことは難しいようです。いきなり、すべてのツールをシャットアウトすることは難しいでしょうが、たとえば午前中だけなど、時間を区切って試してみる価値があるのではないでしょうか。

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