公開日 /-create_datetime-/
各種調査によると、多くの企業の管理部門が抱えている悩みの一つが、社員間のコミュニケーションについてである。特に難しいのが、上司と部下の関わり方だ。
その参考になりそうなのが、「サイボウズ チームワーク総研」が10月16日のボスの日(上司に感謝を伝える日)を前に行った「令和時代に求められる上司との距離感」についての意識調査である。
調査は、新卒入社5年以下の20代ビジネスパーソン男女 400名に、課長クラスの上司へ対しての意識を探ったものだ。
まず、若手部下がつけた上司への採点は、平均が68点で、最多は80点台となっている。これを、平均点以上の高得点層と、平均点未満の低得点層の2層で見たところ、両層とも1位は「上司の方からも挨拶してくれる」である。
また、高得点層では「上司は現場のために努力してくれる」「上司は普段から話をきいてくれる」「成長の機会を作ってくれる」「アドバイスが的確」などの評価が高く、低得点層では「上司は私の強みを活かしてくれる」が、特に低くなっていることからも、普段から部下のことを考えた行動をとっているかどうかが、得点差の背景にありそうだ。
さて、気になる上司との距離感だが、業務時間中は「どちらかというと上司の方から話しかけてくれる関係が好ましい」が8割で、業務時間外では6割がプライベート領域での交流を「遠慮したい」と回答している。
実際に業務時間外に関わっているものは、業務後の食事や飲み会が中心とで、部下たちは、「できれば遠慮したい」と思っていることを、上司は理解しておく必要がありそうだ。また、季節の挨拶や冠婚葬祭など儀礼的な関わりについても、4割前後が「遠慮したい」で、低得点層の方が全体的に「遠慮したい」の数値が高くなっている。
調査結果は、「チームワーク総研」に詳しく載っているので、気になる人は確認しておくといいだろう。
部下からの評価が高得点となった上司は、部下を側面から支えている様子が見られ、上司の大変さを感じている部下もおよそ6割いることも明らかになっている。令和時代になったことをきっかけに、上司と部下のほどよい距離感を、考え直してみてはいかがだろうか。
効果的なメンタルヘルス対策とは?~離職・休職につながるメンタルヘルス不調と対策の実態~
契約書チェック(契約審査)の重要性とチェックを行う際のポイント
【衛生管理者の基本がわかる!】衛生管理者の選任と活動内容
元国税庁の電子帳簿保存法スペシャリストが教える|導入のために知っておくべき10のこと
資金繰り・キャッシュフロー改善にも貢献 BtoB後払い決済・請求代行が生み出すメリット
【税理士の転職情報】まとめページ
基本給の決め方とは?基本給設計する4つのポイント
最低賃金引上げに向けた中小企業・小規模事業者への支援事業 など|4月22日~4月28日官公庁お知らせまとめ
最大800万円補助!東京都中小企業向け経営展開サポート事業でポストコロナをチャンスに変える!
管理部門・士業に聞いた「転職活動で使用するサービス」実態調査2024
契約管理の現状
債権管理・入金消込効率化『V-ONEクラウド』導入事例 ~午前中いっぱい掛かっていた消込作業がわずか数分で完了! アデコ株式会社~
受発注業務事例のご紹介
産業医が語る!リモートワークによる従業員の健康被害リスクと、その対応方法
失敗しない! 産業医選任の手引き
【会計】ステップ4の貸付金関連の手数料の取扱い、検討─ASBJ、金融商品専門委 旬刊『経理情報』2024年5月1日号(通巻No.1709)情報ダイジェスト/会計
IT導入補助金2024申請ガイド ~申請するメリットと申請の流れを紹介~
「公認会計士」になるには?難易度・合格率や税理士との比較など
【経理の転職情報】まとめページ
【監査法人の転職情報】まとめページ
公開日 /-create_datetime-/