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気をつけたい言葉遣い Part.2

公開日2019/11/30 更新日2019/12/01
気をつけたい言葉遣い Part.2

「気をつけたい言葉遣い」の続編です。ビジネスシーンでは、間違った言葉遣いは、大きなマイナスとなります。ありがちなのが、相手を敬う気持ちを伝えようと、過度な敬語表現や、誰に対しての敬語なのかが曖昧になることです。今回は、何気なく使ってしまうNGフレーズを集めてみました。

気をつけたい対上司への受け答え

仕事でミスをしたときや、トラブルに直面したときに、上司や先輩からアドバイスを受けることがありますが、そのときに、どのような受け答えをしているでしょうか。

よく使っているのは「大変参考になりました」ではないでしょうか。一見、模範解答のように見えますが、実は“参考”は、広辞苑によると「てらしあわせて考えること。自分の考えややり方を決める手がかりとすること」とあります。

つまり、上司や目上の人に対して用いるフレーズとしては不適切で、「大変勉強になりました」が適切な受け答え方です。

また、会議などに必要となる資料を求められたとき、「会議の資料になります」と、何気なく使っている人も多いでしょう。でも、よくよく吟味してみると、ちょっと馴れ馴れしい感じがしませんか?

模範解答は「会議の資料でございます」となります。ちょっとしたことですが、できるビジネスパーソンは、そのちょっとした気遣いができるものです。

来客・社外の人へのNGフレーズ

来客への対応でも、うっかり使ってしまっているNGフレーズがあります。その典型的な例が「どちら様でしょうか?」です。

“様”をつけているだけに、丁寧な表現のようにも思えますが、このフレーズが意味するのは「誰ですか?」です。来客に対しては、「お名前をうかがってもよろしいでしょうか」を用いるのが適切です。

まだまだあります。来客を応接室に通し、お茶やコーヒーなどをすすめるとき、まさか、「どうぞお召し上がり下さい」などと用いていないですよね?

これは、“召し上がる”という尊敬語に“お〜になる”をつけたもので、いわゆる二重敬語となります。失礼にならないようにと神経を使いすぎて、過剰な表現になってしまうことがありますが、これは、その典型的な例といえるでしょう。「どうぞ召し上がって下さい」あたりで、とどめておきましょう。

社外の人に自分の会社について説明するとき、つい「わが社は・・・」と言ってしまいがちですが、なんとなく、上から目線のような気がしませんか?

正しくは「弊社」、もしくは「当社」です。“わが社”は、どちらかといえば社内で、社員に向けて用いるべきフレーズですので注意しましょう。

敬う相手を混乱してしまったケース

敬語を正しく用いるためには、誰を敬うのかをはっきりさせることです。ところが、丁寧に、失礼のないようにと、二重敬語や自分を敬っているようなフレーズになってしまうことがあります。

たとえば「御社について存じ上げております」のフレーズ、あまりにも耳にする機会が多いせいか、ついスルーしてしまいそうですが、正しくは「御社について存じております」です。

また、次のようなフレーズも、頻繁に耳にします。

「今お時間よろしかったでしょうか」「今お時間いただいてもよろしいですか」
「○○様が参られています」「○○様がお見えです」
「本日は休みをいただいております」「本日休みを取っております」
「拝見させていただきました」「拝見しました」

まとめ

間違って用いていた言葉遣いや敬語は、まだまだあります。完全にマスターすることは難しいにしても、ビジネスマナーの基本を身につけ、正しい敬語が使えるビジネスパーソンを目指したいものです。

関連記事:気をつけたい言葉遣い Part.1

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