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達成可能な目標を立てるポイント

公開日2020/01/17 更新日2020/01/18
達成可能な目標を立てるポイント

新年を迎えると、「今年の目標」を立てるビジネスパーソンが多いでしょう。でも、昨年の目標は、どの程度まで達成できたでしょうか。どんな目標を立てたのかさえ、あやふやな人もいるようです。しかし、目標は達成してこそ意味があるもの。達成可能な目標を立てるポイントをまとめてみました。

目的を具体化することが目標達成の近道

達成可能な目標を立てるためには、まず目的を具体的にすることが大切です。なんのための目標なのか、何をもって目標達成とするのかが漠然としていては、達成感も得られなければ途中で挫折してしまうことにもなりかねません。

具体的な例としては、数字を設定することで目標達成までのプロセスが分かりやすくなります。たとえば、売上数字や顧客への訪問回数、新規受注件数などを設定しておけば、達成できたかどうかを一目瞭然で判断することができます。

具体的な数字を設定せずに、ただ漠然と「売上を伸ばす」という目標であれば、目標を達成できたのか、できなかったのかさえ判然としません。目的のはっきりしない目標は、達成から遠のくことは多くのビジネスパーソンが体験してきたことではないでしょうか。

週単位、月単位、半期、年単位で期限を設定

次に、いつまでに何をやるかなど、期限を決めておくことも、達成までの過程を判断しやすくなります。段階的に期限を設定しておくことで、「よし、ここまでできた」「後は、これをやるだけ」と、目標達成へのモチベーションも高くなるでしょう。

漠然と年間の目標を立てるよりも、週単位、月単位、半期、年単位で期限を設定しておく方が、より目標達成に近づくようです。

SMARTの法則

達成可能な目標を立てる方法の一つとして、SMARTの法則を挙げる人も多いでしょう。SMARTの法則は、ジョージ・T・ドラン(George T. Doran)が提唱した、Specific(具体性)、Measurable(計量性)、Achievable(達成可能性)、Relevant(関連性)、Time-bound(期限)の頭文字からとった法則です。

使い古された法則だけに、“いまさら”という人もいますが、達成可能な目標の立て方としては、未だに多くの人が実践している法則ですから、やはり効果的な方法の一つといえるでしょう。目標を掲げても、なかなか達成できずにいる人は、試してみる価値がありそうです。

失敗する目標の立て方

次に、目標を達成することができない、典型的なケースを見ていきましょう。真っ先に挙げられるのは漠然としている目標を立てた場合です。具体的な数字や期限も決めていない目標は、立てた本人にも、目標達成のゴールが見えません。

これでは、努力のしようがありませんし、本人は、目標を立てたことで満足してしまっているのかもしれません。

目標は、達成してこそ価値があるものです。立てただけでは絵に描いた餅です。できれば、目標を紙に書き、デスクの前など、目につくところに貼っておくといいでしょう。毎日、コツコツと目標達成に向けて行動するが、何よりも大切です。

京セラやKDDI(第二電電)の創業者として知られる稲盛和夫氏の「稲盛経営12か条」にがあり、その中で「目標」について、以下のように記されています。

「目標を実現する過程では様々な障害がありますが、どのような障害が立ちふさがろうと、強い意志で組織を一つに束ね、その思いと力を結集して目標を達成するのです。

ビジョンは夢あふれるものでなければなりませんが、同時に、実現するための計画を具体的に立てなければなりません。大切なことは、それが空間的、時間的に明確なものであるということです」

まとめ

前述の稲盛氏も、「SMARTの法則」を実践しているようです。令和2年のスタートは、達成可能な目標を立て、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

関連記事:管理部門の目標設定は難しい?具体例を基に設定方法を解説

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