公開日 /-create_datetime-/
2025年12月27日(土)~2026年1月4日(日)は年末年始休業のため、お問合せなどのご連絡は1月5日(月)以降になります。ご了承くださいませ。

2020年になり、多くのオフィスでは、使用しているパソコンのOSを「Windows 7」から「Windows 10」への移行作業に追われたことだろう。
ところが、「デル テクノロジーズ」の調査によると、2020年1月のサポート終了時点で、「Windows 7」から「Windows 10」への移行が完了している中小企業は56%で、現在移行中(15%)を含めても71%だった。
サポートが終了すると、セキュリティー面の不安要素が増えるが、新OSへの移行未着手が約25%、さらに約1割は「移行を考えていない」という結果である。
「移行を考えていない」の回答者に、その理由を聞いたところ、56%が「必要性を感じていない」で、セキュリティー面での知識不足も浮き彫りになった。それというのも、従業員99人以下の企業の9割以上のIT管理者は他の業務との兼任で、IT管理業務に割ける時間も限られているという。
さて、その兼任IT担当者の、ITに関する知識レベルは、パソコンのカタログを見て機能・性能を理解できるという程度の「少しある」が40%と最も多く、「十分にIT知識がある」は、わずか9%である。
いまや、オフィスワークではパソコンの活用が欠かせないが、操作方法をマスターするだけではなく、ハッキングや情報漏洩、ウィルス感染対応など、万全なセキュリティー対策も必要である。
労働時間の削減や有給休暇取得促進など、働き方改革を実現するためにも、パソコン端末などのIT環境の整備が不可欠だが、中小企業では、専門知識が豊富なIT担当者を抱えることも、育てることもできない状況にあることを物語る結果ともいえる。
しかし、それでは、間違いなく他社に出遅れることになる。自社のIT環境が他社に比べて劣ると感じている管理部門や働き方改革の担当者は、IT環境の整備が生産性向上につながることを、経営陣に理解してもらうための努力が必要ではないだろうか。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、最新情報や具体的対応は公式情報や専門家にご確認ください。詳細はご利用規約をご覧ください。
家賃補助と社宅・社員寮、自社に最適な住宅補助制度の選び方
オフィス移転で変わる働き方
雇用契約書の記載事項を知りたい方必見!必須事項や注意点を解説
契約書のリーガルチェックの重要性と6つのチェックポイント
「チェックリスト付き」電子契約サービスの失敗しない選び方
契約書の「甲・乙・丙」とは?意味・由来・使い方を実例付きでわかりやすく解説
【社内ルール(規程)トレンド予測2026】来年普及が見込まれる10の規程を発表!社内規程DX「KiteRa Biz」プロダクトデータを独自分析。生成AI、カスハラ、スポットワーク関連規程の普及が加速か
パワハラ退職は会社都合扱いになる?認定基準と人事が知るべき対応策
30代法務担当者に求められるサイバーセキュリティ知識とは?関連法や学習方法など(前編)
意外と間違えやすい「精算」と「清算」|意味や使い方の違いを分かりやすく解説!
生成AI時代の新しい職場環境づくり
労働契約と業務委託契約の違いとは?契約書に記載すべき重要ポイントを解説
フランチャイズ契約を締結する前にチェックすべきポイントとは(加盟店の立場から)
海外法人との取引を成功させる!英文契約の基礎知識
オフィスステーション導入事例集
【12月の季節(時候)の挨拶】一年の締めくくりに使える丁寧な表現・例文まとめ
技術・人文知識・国際業務ビザとは?申請の要件やポイントを法律事務所が解説
【あなたの職場は大丈夫?】ハラスメント大全|種類・定義と企業ができる対策を解説
法務と経営をつなぐリスクマネジメントの重要性|経営層から評価される法務人材とは(前編)
事務業務改善の具体例を徹底解説!すぐできる改善策と進め方
公開日 /-create_datetime-/