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厚生労働省の2018年の調査によると、働く女性は3014万人と前年に比べて77万人増加しています。男女合わせた就業者のうち女性の就業者が全体の44.5%といわれ、働く女性が増えたことが伺えます。
働く女性の食生活がどのような特徴があるか、気にしていることはあるのか、調査結果をもとにご紹介します。
目次【本記事の内容】
シティリビングが2019年1月に20代から50代の全国のフルタイム勤務の女性にアンケート調査をした結果、「勤務日に朝食を毎日食べる」と答えた人は全体の8割にのぼることがわかりました。家族構成で見ると、既婚・夫婦と子ども暮らしが91.3%、既婚・夫婦のみが83.9%、独身・親と同居が77.1%、独身・一人暮らしが66.3%という結果になっています。
内容は主食メインの軽食と答えた人が約半数で、主食に主菜や副菜を組み合わせた朝食をとっている人は3割程度でした。また勤務日の朝食メニューは準備が楽でかつ短時間で食べられることを重視している人が60.6%で、手軽さが大きなポイントだといえます。勤務日によく朝食でとっている栄養素は炭水化物がトップで67.3%です。次にたんぱく質が42.0%、乳酸菌・ビフィズス菌が39.7%となっています。栄養バランスを考えていろいろ食べたいけれど、時間がないので簡単なもので済ますことになり、ワンパターンで栄養が偏ったものになるようです。
勤務日の朝でありながら「自分で調理したものを食べている」人が63.4%と最多ですが、「調理不要なものを買って食べている人」も4人に1人はいます。特に一人暮らしの独身女性は「調理不要なものを買って食べる」人の割合が高いです。「調理不要なもの」の63.8%は「菓子パン・総菜パン・サンドイッチ」などのパン類、次いでヨーグルト、果物と続きます。
栄養のバランスを考えていろいろなものを食べることはできないけれど、朝食を食べることは意識して毎日食べている人が多いといえます。
江崎グリコが2019年2月に働く女性20から30代の女性300人にアンケート調査を行った結果、間食を食べると答えた人は82.0%でした。最も多いのが「チョコレート」で71.7%、続いて「クッキー・ビスケット」が39.7%、飴が34.7%となっています。
仕事中に食べる間食として選ばれやすいものは、コンパクトサイズなものです。ひと口でさっと口に入れることができたり、小さいサイズで小腹を満たしてくれたりするものがポイントになっています。気分転換やモチベーションアップに間食は重要ですね。
2020年1月にサンケイリビング新聞社が全国の女性にとったアンケート結果から見ると、回答者1555人中、栄養ドリンクを「頻繁に飲む」「たまに飲む」と答えた人は48.6%いました。特に20代から30代の調査結果を抜いてみると、52.8%の人が飲むと答え、半数以上との結果になりました。
栄養ドリンクを飲む理由としては、77.6%の人が「疲労回復のため」と答えています。続いて「栄養補給のため」「疲労予防のため」と続き、肉体疲労時の栄養補給や予防を目的として栄養ドリンクを愛飲している人が多いようです。
栄養ドリンクを選ぶポイントとしては、「栄養」が26.8%と最も多く、成分を意識して選ぶ人が多いようです。「価格」や「味」も決め手となるようで、安くて飲みやすいものが好まれるという結果になりました。
その他、「栄養ドリンクはおじさんぽい」というイメージがありがちなので、女子が手に取りやすいかわいいパッケージというのも、女子が栄養ドリンクを選ぶ決め手となるようです。栄養ドリンク=ビンなのも、重くて捨てづらいので、紙パックやボトルであればという声も上がっています。
サンケイリビング新聞社が2020年2月に行ったアンケートによると、回答者2226人(うち働く女性1656人)のうち73%の人が職場で水筒を「利用している」「以前利用していた」と答えました。
水筒によく入れるものは、「麦茶」「緑茶」「ミネラルウォーター」といった喉の渇きを癒すものです。「水分補給のため」した人が62.5%で最多で、次いで「節約のため」「好きな時に飲み物を飲みたいから」という目的でした。
水筒選びのポイントとしては、「容量」と答えた人が16%であとは「手入れのしやすさ」や「価格」となっており、容量は、「401mlから500ml」が54.1%と半数以上にのぼっています。持ちやすくてちょうどよい容量がそのくらいなのですね。
水筒について困っていることや改善点を調査すると「洗いやすさ」「乾かしやすさ」などのお手入れについての要望が多く寄せられました。日々使うものなので、清潔を保ちたいけれど、簡単に洗えるものが理想のようですね。
2018年9月、日本金融公庫が消費者に意識調査を行ったところ、国民の健康志向が高まっている傾向にあると発表しました。これを受けてミュゼマーケティングが20歳から34歳の働く女性1852人に「働く女性の食生活」に関するアンケート調査を実施しました。
85%の人が「平日の夜でも自炊する」と答え、コンビニや弁当屋で購入する人は8%、外食する人は6%と、働く女性もきちんと自宅に帰って自炊している人が多いことがわかりました。仕事の日の昼食もお弁当を持参する人が多く49%と約半数です。
「毎日の食生活のなかで、健康を意識しているか?」との問いに対し、「意識しているが最優先事項ではない」と答えた人が37%、「意識しているが行動に移せていない」と答えた人が31%と合わせて半数以上となりました。
健康に意識はするものの、仕事の忙しさからかなかなか食事のことまで気遣う時間がないのでしょうか。家族と同居している人の46%、既婚者や子どもと住んでいる人の40%は「栄養が摂れている」と答えていますが、一人暮らしの人は29%と、自分一人だと栄養のことまで意識して食事ができていないことが表れています。
家族がいる女性は、家族のために栄養バランスを意識した食事を準備する傾向がありますが、一人暮らしの女性は朝食をとらない割合も多くなり、食生活の乱れが気になります。しかしこまめな水分補給のために水筒を持参したり、小腹が空いたときは間食をしたりなどの意識は持っているようです。
パッケージに記載されている気になるワードは、1位「ビタミン」「食物繊維」2位「糖質ゼロ」のようです。食品購入時に「特定保健用食品」や「栄養・機能」といった表示を重視しているという結果が出ています(ミュゼマーケティング調べ)。
働く女性が増えた世の中に反映して、忙しい合間にも短時間で気軽に食べることができる栄養バランス食品が注目されるかもしれません。また働く女性も食事は基本的に自炊をすると答えている人も多いので、短時間で料理できるもので、バランスのよい栄養が摂れるメニューが活躍しそうですね。
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