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一昔前は、女性は結婚したら家庭に入る、というのが一般的でしたがそれは過去の話。現在は結婚をしても、退職せずに仕事を続ける女性の方が多く、一般的と言えるでしょう。
その場合、一つ気になるのが仕事上の名字です。皆さんの周りで結婚した女性は、職場で新姓と旧姓どちらの名字を使っているのでしょうか?
ブライダル情報を提供する「ゼクシィ」が、旧姓or新姓のどちらを使うかについてアンケート調査を行っています。回答を見ると、結婚後も職場で旧姓が使えた職場は約75%。結婚して名字が変わっても、旧姓を使用することを認めている会社が多数を占めています。
旧姓使用を容認する傾向が広がりをみせているせいか、「旧姓を使い続ける」と「新姓に変更」した割合もほぼ半々で、結婚して名字が変わっても、旧姓を名乗ることはそう珍しくなくなっているようです。
職種では、取引先が多い営業職や教職、保育士、看護師など、旧姓の方が業務上のコミュニケーションがとりやすい職種が多く、事務や人事、販売、サービス、技術などでも旧姓使用が広がっていますが、自分の意志で旧姓か新姓かを決めているケースが多いようです。
次に、旧姓を使い続けることにした理由を、回答の多かった順に見ていきましょう。
1. 業務上、慣れ親しんでいる旧姓で呼んでもらった方がスムーズだと思って
2. 関係者に結婚したことや姓の変更を伝えるのが煩わしかったから
3. 手続き上、旧姓を使い続けた方がラクだったから
4. 長期間、働くつもりがなかったから
5. 旧姓がなくなるのが寂しかった、旧姓に愛着があった
6. 同じ職場に、旧姓を使い続ける人が多かったから
7. 新姓が珍しい名字だった、もしくはありふれた名字だったから
8. 彼とは社内結婚で、同じ名字だと紛らわしいから
慣れ親しんだ旧姓を使う方が、コミュニケーションがスムーズな点と、関係者へ連絡する煩わしさから、旧姓を使い続けるケースが多いようですが、旧姓への愛着や職場の雰囲気も影響しているようです。
旧姓を使い続けたことによるメリットについては、「名刺や名札、メールアドレスがそのまま使えた」「名字の変更による混乱がなかった」「部外や取引先の人に結婚して名字が変わったことを伝える必要がなかった」などが挙げられています。
具体的には、従来のメールアドレスを使うことで、「それまでの履歴が残り、取引先の人とのやりとりもスムーズで、仕事がしやすかった」、また、突然名字が変わると、事情を知らない外部の人は、結婚したのか離婚したのかを、詮索し始めることもあります。
そうした煩わしさを解消できること、そして旧姓を使い続けることで、「オンとオフが上手に切り替えられ、仕事モードのスイッチが入りやすくなった」という声もありました。
旧姓を使い続けることは、業務上はメリットの方が多いようですが、メリットばかりではありません。
失敗談として多く挙げられたのは、職場での呼び方は、旧姓で通用していても、給与や保険、年金、税金などの公的な書類には、戸籍上の名字を記入しなければならないことによるものです。
もちろん、その書類に押す印鑑も、戸籍上の名字、つまり結婚後の新姓のものが必要ですから、書類作成そのものを書き直すことになった人事や総務、経理、管理などの担当者も多いのではないでしょうか。
とくに注意が必要なのは、国際線の航空券手配です。パスポートと同じ氏名でなければ、搭乗することができなくなります。
結婚後に旧姓を使うか新姓を使うかは、職種や職場環境によっても違うでしょうが、本人も周囲も慣れ親しんでいる旧姓の方がスムーズですが、長い目で見ると、新姓の方が何かと便利なことも多いようです。それが、旧姓と新姓の割合が半々という結果に表れているのではないでしょうか。
旧姓と新姓、どちらもメリット・デメリットがあるようです。どちらを選択するかは本人の意思次第ですが、周囲に迷惑をかけることのないように、あらかじめ周知徹底しておくことが、後の混乱を防ぐためには大切なようです。
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