公開日 /-create_datetime-/
夏のボーナスシーズンを迎え、いつもの年なら旅行の計画などで浮かれ気分になるところだが、コロナ禍の今年の夏は、ちょっと事情が違うのではないだろうか。
共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営する株式会社ロイヤリティ マーケティングが、消費者意識とポイント利用意向を把握するため実施している「第41回 Ponta消費意識調査」(Pontaリサーチ)によると、夏のボーナスの使い道の1位は、7年連続で「貯金・預金」が35.6%だったが、2位の「旅行」は8.6%と、過去もっとも低くなっている。一方、3位の「食品(ふだん食べるもの)」は5.6%で過去最高となるなど、やはり消費者意識に変化が生じているようだ。
「支給されない・分からない」が48.6%で、2017年6月調査に次ぐ、過去2番目に高い結果となっていることも、コロナ禍が影響しているようだ。
さて、夏のボーナスの支給額だが、もっとも多かったのが「20万円~40万円未満」(23.7%)で、前年と比較すると低い金額帯の「60万円未満」が増加し、高い金額帯の「60万円~100万円未満」が減少傾向にあることがわかる。
新型コロナウイルスによる収入への影響については、2020年3月以前と比べ「変わらない」が63.8%だが、「減った」が33.9%と、3割強が収入ダウンしていることも明らかになった。一方で「増えた」は2.3%だ。
この調査結果を見る限り、消費者の意識は節約志向に向かっているかと思いきや、「節約したい」派は57.5%で、前回調査(2020年4月)の62.9%より5.4ポイント減少している。
ところが「節約したくない」派の理由を見てみると、「節約にまわす余裕がないため」が18.4%(前回調査から2.6ポイント増)で、“節約したくてもできない”という、切実な実情が見えてくる。
新型コロナウイルスの影響で、ボーナス支給額を昨年よりも減額せざるをえない企業は、社員のモチベーションを維持する工夫も必要となりそうだ。
英文契約書のリーガルチェックについて
海外法人との取引を成功させる!英文契約の基礎知識
紙書類と郵送物の電子化によるコスト削減効果
業務委託契約の基本がわかるハンドブック
健康経営ソリューションとして 社宅・社員寮が果たす役割
大阪府内の労災は何が多い?2025年最新データと対策を解説
働きがいと成果に繋がる賃金制度の構築ポイントを解説
ピープルアナリティクスとは?導入目的と注意点、取り組みのメリットをわかりやすく解説
気象予報士が指南 会社を守る防災の新ルール【ランスタセッション紹介】
リモートワーク実施率は前年同様の17% ~2025年3月 リモートワーク実態調査~
契約書のリーガルチェックの重要性と6つのチェックポイント
消費者契約法で無効にならないキャンセルポリシーの作成方法
経理・人事・法務のスキルと年収相関の完全ガイド【MS-Japan】
家賃補助と社宅・社員寮、自社に最適な住宅補助制度の選び方
雇用契約書の記載事項を知りたい方必見!必須事項や注意点を解説
【企業のGRC調査】規程整備の遅れは、業務担当者負担大が原因か〜ハラスメント防止規程の整備43.2%、内部通報規程は27.9%と整備遅れ。規程業務の負担大72.6%、業務時間は前年度より増加〜
法令違反は罰則も!改めて確認しておきたい「最低賃金」 の基礎知識|押さえておくべき実務上の基礎知識と最低賃金額の計算方法
ワーケーションとは?導入目的と注意点、取り組みのメリットをわかりやすく解説
6割超えが「法改正への対応」に苦労~労務手続きの電子化状況の実態~
金銭消費貸借契約における貸付実行前条件と表明保証の違いとは?|貸主側の契約審査(契約書レビュー)Q&A
公開日 /-create_datetime-/