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平均年齢は60歳以上！税理士の年齢層の割合

公開日2020/07/25 更新日2020/07/26

税理士の平均年齢は60歳以上となっており、年齢層の割合を見ても60歳代が最も多いです。 税理士が高齢化している理由は様々ですが、一方でこれから税理士を目指す人にとっては大きなチャンスが到来しているといえます。
この記事では、税理士の年齢に注目し、詳細なデータや高齢化している要因について見ていきます。

税理士の平均年齢は60歳以上

税理士の平均年齢は60歳以上といわれています。 その実態は、税理士の年齢ごとの割合を見てみるとわかります。

出典：日本税理士連合会『第6回税理士実態調査』（平成26年1月1日現在、32,747人対象）より作成

上のグラフは、日本税理士連合会により行われた「第6回税理士実態調査」から、税理士の年代別の割合をまとめたものです。 このグラフを見ると、一般の企業や官公庁などでは定年となる年齢である「60歳代以上」が過半数を占めています。
それに対して、20代はわずか1％（正確なデータでは0.6％）、30代も10％です。 税理士が高齢化しているのがわかります。

税理士試験受験者の年齢割合

税理士が高齢化している原因は、一つには税理士試験にもあります。 まず税理士試験合格者の年齢割合を見てみましょう。

出典：国税庁『令和元年度（第69回）税理士試験結果』より作成

上のグラフを見ると、税理士試験受験者で一番多いのは「41歳以上」の38％。 それに対して、「25歳以下」は12％と最も少ないです。

税理士試験合格者の年齢割合

税理士試験合格者の年齢割合についても、上の受験者と同じ傾向が見られます。

出典：国税庁『令和元年度（第69回）税理士試験結果』より作成

上のグラフを見ると、やはり一番多いのは、「41歳以上」の36％です。 それに対して、「25歳以下」は受験者の割合よりさらに少ない、8％となっています。

これら税理士試験受験者・合格者の年齢割合を見てみると、税理士が高齢化しているのは、税理士試験の受験者・合格者の中に若い人がそもそも少ないことが一つの理由であることがわかります。

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