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ビジネスパーソンが知っておくべき暑中見舞いのマナー

公開日2020/08/05 更新日2020/08/06

暑中見舞いを出すシーズンが到来しましたが、ビジネスパーソンが取引先などに出すビジネス用暑中見舞いは、それなりのマナーがあります。
マナーを逸脱した暑中見舞いは、差出人本人はもちろん、所属する企業の信用にも関わってきますから、社会人として恥をかかないためにも、基本的なマナーは押さえておく必要があります。


暑中見舞いを出すのは8月7日の立秋まで

暑中見舞いを出す時期は、1年で最も暑さが厳しくなる、梅雨明け(7月初旬)から立秋となる8月7日ごろまでです。今年は梅雨が明けるのが遅いですし、7月は例年に比べそれほど暑くならなかったため、まだ、暑中見舞いを出していない人も多いのではないでしょうか。

でも、注意したいのは、立秋(8月7日)を過ぎると、暑中見舞いではなく“残暑見舞い”となることです。立秋は、暦の上では秋ですが、まさに“夏本番”です。秋を迎えても(あくまでの暦の上で)、まだ暑さが残っているという意味のようです。

本来、暑中見舞いは、最も暑さの厳しい時期に、相手の健康を気づかう言葉を書いて送るものですから、「立秋を過ぎてもいいだろう」と思う、若いビジネスパーソンがいるかもしれません。

でも、差し出す相手が年上の場合、「なんだ、暑中見舞いと残暑見舞いの違いもわからんのか」と、思われるかもしれませんので、やはり社会人としてのマナーは身につけておいて損はないでしょう。

手書きの一文を添えることがポイント

暑中見舞いを虚礼という人もいますが、毎年欠かさず、出すべき時期にちゃんと出していると、しっかりしている、常識をわきまえているなど、あなたに対する好感度がアップするかもしれません。

最近は、メールやSNSが全盛ですが、好感度アップにつながるのは、やはり葉書に手書きではないでしょうか。パソコンで簡単に作成することもできますし、あらかじめ文言が書かれている市販の暑中見舞い用の葉書もあります。

そうした葉書を使うことも構いませんが、できれば、1行でもいいですから、手書きのコメントを添える、宛名を手書きすることで、とくに年配者に喜ばれるようです。

暑中見舞いで用いるフレーズ

暑中見舞いは、自分が所属する会社を代表して、取引先やお世話になった人に対して送るものですから、基本的な暑中見舞いの体裁を覚えておく必要があるでしょう。

最初に「暑中見舞いの言葉」を書きます。「暑中お見舞い申し上げます」「暑中お伺い申し上げます」が、一般的なフレーズで、暑中見舞いには、「拝啓」や「敬具」の頭語と結語などは必要ありません。

次に、差し出す相手の安否を気づかう言葉を書きます。「お元気でお過ごしでしょうか」「お変わりございませんか」「お変わりなくお過ごしでしょうか」などが、無難なところです。

そして、差出人の近況にも、触れましょう。「私の方は相変わらず仕事に忙殺されています。なんとか時間を作ってたまには温泉にでも行きたいところですが、当分はお預けとなりそうです」「健康のためにランニングを始めました。市民マラソンに参加するのが目下の目標です」などと、自分の近況を伝えましょう。

最後は、先方の健康を気づかう言葉「どうかくれぐれもご自愛下さい」「お身体にお気をつけ下さい」などで結びます。ここで注意したいのが、“自愛”の使い方です。「自分の健康状態に気をつける」という意味ですから、「お身体をご自愛下さい」と使うのは、間違った使い方になってしまいます。

日付を最後につけることも忘れないようにしましょう。暑中見舞いでの日付は、「令和二年年盛夏」「令和二年八月」と書きます。「〇年〇月〇日」しないことが、慣例となっていますので、覚えておきましょう。

まとめ

暑中見舞いにもルールやマナーがあるというと、「面倒だな」と感じるかもしれませんが、決して難しいものではありません。
マナーさえ押さえておけば、取引先との信頼関係を深めることも可能です。コロナ禍で迎えるこの夏、涼しげな暑中見舞いをしたためてみてはいかがでしょうか。

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