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夏休みを目前に控え、新型コロナウイルスの感染状況が全国的に拡大しているが、ビジネスパーソンにとっては、お盆休みを含めた夏休みを“どう過ごすべきか”である。
通常なら、故郷への帰省や旅行、レジャーなどを楽しむ時期だが、今年の夏は、ちょっと事情が違う「特別な夏」だ。
総合マーケティング支援を行なう株式会社ネオマーケティングが、7月6日~7日の2日間、20歳以上の男女1,000人を対象に「withコロナ時代における夏に関する調査」を実施したところ、今年の夏に、家族や友人に誘われたら行きたいのは、「日帰りの国内旅行」が最多の59.2%で、次いで「宿泊を伴う国内旅行」が58.2%だった。
ちなみに、昨年の夏に実施したイベントは、「宿泊を伴う国内旅行」が33.1%、「日帰りの国内旅行」32.1%、「花火大会」24.5%である。
そして、今夏の予定は、「宿泊を伴う国内旅行」が14.7%と最も高く、次いで「日帰りの国内旅行」が13.7%、「バーベキュー・キャンプ」が8.1%で続いている。
また、「あてはまるものはない」は昨年の夏の32.7%に対し、今年の夏は63.9%と、2倍近く増加しているなど、緊急事態宣言が解除され、Go Toトラベルキャンペーンが始まっても、感染リスクの高いイベントへの参加を自粛する意識が高くなっているようだ。
夏といえば、ビジネスパーソンにとっては旅行やレジャーだけではなく、お中元という風習もあるが、コロナウイルスは、そこにも少なからず影響を及ぼしているようである。
今年の夏、お中元を「贈った(贈る予定)」は26.7%で、20代(13.5%)、30代(18.5%)、40代(22.5%)、50代(29.5%)、60代(49.5%)と、年代によってかなりの開きがあるようだ。
また、お中元を贈るにあたって、24.7%がコロナウイルスの影響を受けたと回答している。具体的な声を一部抜粋すると、「ネットで注文した」「実店舗での購入を少なくした」「今までは持参していたところを郵送にした」「会えない親戚にも贈る」「金額を抑えた」などが寄せられている。
調査では、外出時のマスクについても触れているが、全体では「ほとんど常に着けている」「人との接触が多い場所に行くときのみ、着けている」が94.6%で、男性(64.0%)よりも女性(82.2%)のマスク着用率が高くなっている。
さらにコロナで増えた支出、自宅での感染対策など、生活者の意識変化や、世の中の動向を把握するための参考になる項目もあるので、マーケティングや広報・宣伝担当者は、調査結果(https://neo-m.jp/investigation/2525/)を確認しておくといいだろう。
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