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いよいよ冬のボーナスの支給が始まった。
支給にあたって多くの企業で行われているのが、査定面談だ。その内容は企業によって異なるが、受けた人は面談についてどう感じているのだろうか。
「マネジー」ではこのたび、読者を対象にボーナスの査定面談に関するアンケートを行った。本記事ではその結果をご紹介しよう。
【調査概要】
「マネジー」ボーナスの査定面談に関する読者アンケート
調査期間:2020年12月1~7日
有効回答数:568人
調査方法:インターネットによる任意回答
まず、問1では「あなたの勤務先では、ボーナスが支給されますか?」と尋ねた。今年(2020年)はコロナ禍で業績悪化の企業が多いが、厳しい情勢でもボーナスを支給するところはどの程度あるのだろうか。
・支給される…67.6%
・支給されない…32.4%
結果は、マネジー読者が勤務している企業の7割近くが、ボーナスを支給することがわかった。
厚生労働省の毎月勤労統計調査では、2019年は夏・冬で多少の差はあれ、両シーズン共にボーナス支給なしだった企業は約3割だったことが判明している。つまり、マネジー読者に限って言えば、厚労省の昨年の調査データとあまり変わらないようだ。
問2は、問1で「支給される」と答えた人を対象に「ボーナスの支給にあたって、上司との面談は実施されますか?」と質問した。結果は以下のとおりだ。
・面談がある…43.8%
・面談がない…56.2%
面談がない企業の方が、やや多かった。半数以上の人は、自身の評価を直接フィードバックされる機会がないようだ。
さらに問3では、問2で「面談を実施する」と回答した人を対象に「面談に対する満足感はいかがですか?」と尋ねた。
・非常に満足している…6.1%
・多少満足している…23.2%
・どちらともいえない…42.1%
・少々不満がある…14.6%
・非常に不満がある…14.0%
結果は、最多回答が「どちらともいえない」で、“満足”と“不満”のそれぞれの合計数はほぼ同じ割合だった。
なお、面談への満足感について、コメントによる自由回答も集まったので、いくつかご紹介しよう。
●非常に満足している派
「今年も満額出たから」
「(評価が)賞与に反映されるから」
●多少満足している派
「パフォーマンスが良いと評価されても、会社業績によって賞与原資が決定されるため、適正額が支給されるとは限らないため」
●少々不満がある
「評価者によって評価にばらつきがでて、正しい評価ができているとはいえない」
「客観性に欠ける。面接官との相性が評価に影響する」
●非常に不満がある
「結果の根拠や期待することなどのコメントが一切なく、伝達のみであるため」
「会社業績で支給額が一律に決まるから」
査定対象者が正しく評価されてきちんとフィードバックされる面談は満足度が高く、評価やフィードバックの方法に問題がある面談は満足度が低いことがわかる。
最後の問4はa。ボーナスを貰ってから会社を辞める人は多いが、査定面談時に退職を申し出る人はどのくらいいるだろうか。
・ある…8.4%
・ない…91.6%
結果は、「ない」と回答した人が圧倒的に多かった。退職の意思を伝えるのは、タイミングが重要である。査定面談で伝えるのは難しいのかもしれない。
以上が、ボーナスの査定面談に関するアンケート結果だ。
査定面談は、自身の評価を知り、仕事へのモチベーションを高められる良い機会である。なかには苦手な人がいるかもしれないが、ぜひ前向きな気持ちで面談に臨み、企業からのフィードバックを今後の業務に生かそう。
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