公開日 /-create_datetime-/
2025年12月27日(土)~2026年1月4日(日)は年末年始休業のため、お問合せなどのご連絡は1月5日(月)以降になります。ご了承くださいませ。

5月といえば、“五月晴れ”という言葉があるように、爽やかな季節となるが、ビジネスパーソンにとっては、 “五月病”に襲われる季節でもある。仕事への意欲が減退し、退職を選ぶことも決して少なくないのが、季節的には爽やかな5月だ。
さて、日本労働調査組合が全国の20歳以上の会社員の男女に実施した「仕事の退職動機に関するアンケート」によると、会社員の35.8%が退職もしくは転職を考えていることが判明した。
総務省統計局による労働力調査(2021年1月分)によれば、「役員を除く雇用者」の実数は5,610万人だが、それをアンケート結果に当てはめると、退職・転職を考えているのは2,008万人にもなる。
退職・転職を考える理由の1位は、「職場の人間関係」「評価・待遇に不満」が同率の38.6%で、3位は「仕事の進め方が非合理」が26.5%、4位は「他にやりたいことがある」が24.3%となっている。
ちなみに、仕事を辞めたくなった具体的なエピソードを見ていくと、「職場の人間関係」では、「上司は効率よくひとつずつ仕事をやれというだけで助けてくれない」「チャットツールを導入したら仕事の依頼が頻繁に来て精神的苦痛を感じるようになった」「ミスコミュニケーションによる対処に想定外の時間を要し休日・夜間対応が必要になった」「自分の担当業務が終わっても時間外にヘルプをやらされる」などである。
「評価・待遇に不満」では、「10年勤めているのに給与が上がらない」「最近入社した人と給与が同額なのに長く勤めているだけで責任者扱いされて負担が多い」「給与が上がらないのに仕事が出来ない人が昇進した分のフォローをやらされる」などだ。
また、「自分にとって面白くやりがいを感じる仕事が会社にとって重要視されていないと感じた」「人事スペシャリストとして入社したが総務業務がメインになりスキルを活かせない」のほか、「コロナウイルス関連」では、「コロナ感染症の影響により業績が急落して給与が大幅削減された」「コロナ禍でも売上は上がっているのに給付金相当額の固定費を削減された」「リモートワークになって上司から必要以上にくる連絡がつらい」「会社のコロナに対する意識の欠如」などが寄せられている。
会社のコロナ対策への不満で辞めたいという回答は20.1%で、通勤時の対策不十分、リモートワークで常に上司から監視されている、売上減に伴う対応への不満などを、5人に1人が抱いていることもわかった。
そうした不満が、退職につながらないようにするためには、コロナ対応の取り組み状況や、理解してもらうための社内コミュニケーションだが、その役割を担うのが人事や総務、労務管理などで、管理部門の重要性が改めて認識される調査結果といえそうだ。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、最新情報や具体的対応は公式情報や専門家にご確認ください。詳細はご利用規約をご覧ください。
WEBサイト製作の業務委託契約書の作成方法と注意点
工事請負契約書とは?作成時の注意点などを解説!
「チェックリスト付き」電子契約サービスの失敗しない選び方
契約書チェック(契約審査)の重要性とチェックを行う際のポイント
消費者契約法で無効にならないキャンセルポリシーの作成方法
クラウドで業務効率化!ドキュメント管理の課題解決とDX推進事例
リストラハラスメント(リスハラ)とは?背景・事例・人事が知るべき防止策
【2025-2026年】年末年始の銀行営業日・休業日まとめ(三菱UFJ・三井住友・みずほ・りそな・ゆうちょ銀行など)
残業管理とは?管理が必要な理由や阻まれる要因について解説!残業管理の方法も紹介
社内相談窓口の設置は必要?導入すべき理由と効果的な運用方法を解説
新卒エンジニア採用に20年投資し続けてわかったこと~代表取締役が語る新卒採用の重要性~
【新卒エンジニア採用】内定承諾の決め手・辞退の本音
オフィスステーション年末調整
-ホンネを引き出し離職要因を解明- 退職者インタビューサービス資料
退職支援で築く、持続可能な組織力-オフボーディングプログラムサービス資料
その指示、実はリモハラ!? 部下が黙る“沈黙の職場”が危険な理由
長時間労働の監督指導結果|50人以下の事業場が67.1%、違法な時間外労働は37.3%
【12月の季節(時候)の挨拶】一年の締めくくりに使える丁寧な表現・例文まとめ
採用広報とは?必要スキルと転職で評価される実績・キャリアパスを徹底解説【事例あり】(前編)
【総務担当者向け】小さな業務改善策10選|効率化のアイデアと改善の進め方を紹介
公開日 /-create_datetime-/