公開日 /-create_datetime-/

コロナ禍でテレワークなどが普及したことにより、都心部から地方に移住を検討するビジネスパーソンも増加傾向を示している。
通信環境さえ整っていれば、山奥であろうと離島であろうと、どこでも働けるのがテレワークのメリットだが、そんな地方移住のビジネスパーソンに、熱い視線を注いでいるのが地方の企業である。
地方へのUターン・Iターン転職を支援するリージョナルキャリアが、全国の地場企業に対して「コロナ禍における採用動向アンケート」を行ったところ、一時の“コロナ拡大期”に比べると採用意欲が回復しつつあることがわかった。
今後の採用の見通しは、「採用数を増やす」が15%、「同数の採用を続ける」が50.7%と、全体の6割強が採用意欲を示している。
2020年8月に実施した1回目の調査と比べると、「増やす」が8ポイント増で、「減らす/ストップする」は10.8ポイント減少している。
採用数を増やすと答えた業種は「教育・医療・福祉」が48.3%、「IT・通信」が27.3%、「建設・不動産」が16.3%で、コロナ禍による医療系サービスの需要増加や、DX(デジタルトランスフォーメーション)などのITサービスの需要増加が、採用にも影響しているようだ。
また、地方企業が求めている人材は、これまでの採用基準から「変えていない」とする回答が最も多かった。「コロナの状況に関わらず、経営方針・組織の見直しを進める中で、より即戦力となる人材」や「継続的に、専門性の高い人材を採用することで社内改革を推進している」などである。一方で、育成前提の採用や、コストの見直しに伴いターゲット幅も縮小しているなどの回答も見られた。
専門性の高い即戦力となる人材の待遇は、「経営管理 」「マーケティング 」「デジタル戦略・DX 」で年収600万円以上の割合が高く、800万円以上、1,000万円以上という回答も、他の職種と比べて多くなっている。
テレワークの普及は、地方移住だけでなく、思い切った地方企業への転職もありえそうだ。

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、最新情報や具体的対応は公式情報や専門家にご確認ください。詳細はご利用規約をご覧ください。
フランチャイズ契約を締結する前にチェックすべきポイントとは(加盟店の立場から)
これなら先方も納得!取引先と請求書電子化をスムーズに進める3つのコツとは?
アフターコロナの採用戦略とコスト最適化
他社との違いは?電子契約サービスの比較検討ガイドのご紹介
海外法人との取引を成功させる!英文契約の基礎知識
弁護士が会社法を武器にするには?実務・キャリア・転職市場での評価ポイント(前編)
社員が出演する採用コンセプトムービー 製造業に対する「3K」のマイナスイメージ払拭を狙う
転勤はキャリアアップから離職要因へ?2025年企業調査で見えた働き方の変化
2023年施行から1年、広がるデジタルインボイス活用の実例と導入メリット【ランスタセッション紹介】
請求明細書とは?請求書との違いや作成方法、注意点を解説
請求書の印刷・封入作業をゼロに!電子請求書発行システム「楽楽明細」導入事例集
【新卒エンジニア採用】内定承諾の決め手・辞退の本音
紙書類と郵送物の電子化によるコスト削減効果
家賃補助と社宅・社員寮、自社に最適な住宅補助制度の選び方
契約不適合責任とは?売買契約書で 注意すべきポイントについて
M&Aが本格化、大企業の24.1%が「買収を検討」 仲介業者からのアプローチは、企業の8割超が経験
法改正への準備と対応
「チーミング」が効果的に働き進化しつづける組織の作り方
【2025年最新版】決算書の作り方完全ガイド|経理担当者がやるべきことを5ステップで徹底解説
東証プライム企業の人的資本調査で多様性進展 DX・健康経営推進企業で格差が縮小傾向
公開日 /-create_datetime-/