コロナ禍での未経験転職は難しい？最新データから見る人事の転職動向とは

公開日2021/08/15 更新日2021/08/16

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人事の仕事内容

人事の仕事内容は、「採用」「労務」「人材育成」「人事制度」があげられます。
それぞれの仕事内容は、以下の通りです。

「採用」は、人事業務の中で最もイメージしやすい業務とも言えます。具体的には、採用計画の策定、母集団形成、応募者管理、選考（面接・適性検査、面談等）、内定通知、内定後フォロー、入社手続き等の業務が含まれます。

「労務」は、社員の労働に関連する業務を指します。法令へのキャッチアップや仕事の正確さ、期限順守が求められる仕事です。具体的には、勤怠管理、給与計算・支払業務、社会保険手続き等の労務管理業務を行います。

「人材育成」は、社員のスキルアップを図る為に重要な業務です。人材育成スキームの構築、新入社員向けの社会人マナー研修、階層別のスキルアップ研修、管理職向けのマネジメント研修等、各種研修の企画・実施が含まれます。研修の運営は自社で行わずに、外部に依頼をする場合もあります。

「人事制度」は、社員のモチベーション、スキルの向上や、管理の効率化に直結する重要な業務です。主に「等級制度」「評価制度」「報酬制度」等の策定、運用等があります。

人事職に未経験からでも転職可能？

基本的には経験者が評価されますが、「採用」や「労務」の求人であれば、未経験でも応募が可能な場合があります。それぞれどのようなスキルが、転職活動でアピールできるのか見ていきましょう。

「採用」業務で評価されやすい経験とは？

採用業務で評価されやすい経験は、人材紹介会社や採用代行会社での経験等が挙げられます。クライアントの採用活動の支援を通じて、様々な業種、職種、雇用形態の採用のノウハウを習得していると、即戦力として評価してもらえるケースもあります。こういった経験がない場合でも、「営業職」等、社外とのやりとりが多い職種ではコミュニケーション能力が培われ、これらが採用業務に活かせる能力として評価される可能性があります。コミュニケーション能力は採用業務における、エージェント対応や候補者対応、現場社員との意見のすり合わせ・調整等の部分で、活かせる可能性が高いためです。

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