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インターネットを利用しての情報収集やショッピングなど、いまや日常生活には欠かせないものですが、インターネットを利用する端末は、パソコンなのでしょうか、それとも携帯電話なのでしょうか。
インターネットへのアクセスに、パソコンや携帯電話を使う人が多いでしょう。また、多少使い勝手は劣りますが、家庭用ゲーム機をインターネット利用機器として使うこともできます。
総務省が2021年6月に発表した「通信利用動向調査」によると、インターネットそのものを利用している・していない人を合わせた調査対象全員の、パソコン利用率は50.2%、携帯電話が73.4%でした。
パソコン、携帯電話以外の端末では、タブレット端末が24.2%、家庭用ゲーム機が15.7%となっています。
電車の中でも歩きながらでも、スマートフォンの画面に見入っている若年層を多く目にする機会が増えただけに、携帯電話の利用率を高めているのは若年層というイメージがありますが、年齢階層別にみていくと、すべての年代で携帯電話の利用率の方が高くなっていることが見えてきました。
ちなみに、60~64歳では携帯電話利用が78.1%(パソコン54.9%)、65~69歳では携帯電話が66.3%(パソコン44.3%)、70代では携帯電話が46.4%(パソコン31.1%)、80歳以上でも携帯電話が15.7%(パソコン11.3%)となりました。
パソコンの利用動向をみていくと、未成年者はやや低めですが、成人に達すると50代まではほぼ一定率を維持し、それ以降は緩やかに下落傾向を示しています。年齢が上がるにつれてパソコンの利用率が下降線を辿るのは、定年などにより仕事から離れることが原因と考えられます。
一方、過去の調査結果では、高齢層はパソコン、若年層は携帯電話を利用という図式でした。しかし、2017年以降その図式が、全年齢階層で携帯電話によるインターネット利用が主流へと変化しています。
家庭用ゲーム機によるインターネットへのアクセスは、6~12歳の年齢階層で4割を超えるなど、未成年者を中心に高い値を示しています。また、タブレット型端末も6~12歳の年齢階層で39.9%となっています。
家庭用ゲーム機やタブレット型端末の利用が増えているのは、玩具としてだけでなく学習機器としての利用も考えられますが、年齢階層区分では30代から40代の値すら超えて年齢階層別では最高値を示しています。
コロナ禍でのリモート授業が増加している背景を考えると、未成年者のインターネットへのアクセスは、タブレット型端末の利用がますます増えていくのではないでしょうか。
パソコン以外でのインターネットへのアクセスは、携帯電話の利用率が圧倒的に高い結果となり、インターネット利用端末におけるトレンドといえそうです。
一方、そのトレンドについていくことのできない、いわゆる“デジタル難民”について、自治体のみならず企業としてもどのように対応していくのかが、これからの課題となるかもしれません。
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