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年末の恒例となった「2021ユーキャン新語・流行語大賞」(現代用語の基礎知識選)のトップ10が発表された。その中から2021年の年間大賞に選ばれたのは「リアル二刀流/ショータイム」である。
言葉として流行ったかどうかについては異論もあるようだが、打者として46本のホームラン、投手として9勝をあげ、満票でアメリカン・リーグMVPに輝いた大谷翔平選手(ロサンゼルス・エンゼルス)の大活躍には、誰もが盛大な拍手を送るのではないだろうか。
この新語・流行語大賞は、この1年間に、大衆の目・口・耳を賑わせた新語・流行語を選ぶものだが、ただ流行っただけではなく、世相を衝いた表現も評価の対象となる。
2021年のトップ10に選ばれたのは「ジェンダー平等」「うっせぇわ」「親ガチャ」「ゴン攻め/ビッタビタ」「人流」「スギムライジング」「Z世代」「ぼったくり男爵」「黙食」「リアル二刀流/ショータイム」である。
なかでもコロナ禍を象徴するのが「人流」と「黙食」だろう。コロナウイルス感染症が人々の生活に大きく影響を与えていたことをうかがわせる。
企業のバックオフィスとしては、今後の採用が増えてくるであろう「Z世代」は業務でも使いそうなキーワードになりそうだ。
トップ10をみると2021年がどのような年だったのか振り返ることができるが、その中でも多くの人に夢と希望を与えた大谷翔平選手の活躍を表現した「リアル二刀流/ショータイム」は、大賞にふさわしい「言葉」といえそうだ。
来年、2022年は、どんな新語・流行語が、世間の耳目を集めることになるのか。できれば、夢と希望にあふれた言葉が話題となってほしいものである。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、最新情報や具体的対応は公式情報や専門家にご確認ください。詳細はご利用規約をご覧ください。
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