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企業が人材教育を行うにはさまざまな手段があるが、そのひとつがeラーニングシステムである。コロナ禍の影響で対面での研修が難しい今、eラーニングシステムを活用する企業が増えている。
eラーニングシステム「learningBOX」を運営する株式会社龍野情報システム(本社:兵庫県たつの市、代表取締役:西村 洋一郎氏)は、eラーニングシステムを導入している企業の研修担当者を対象に、「企業のeラーニングシステムの満足度調査」を実施した。本記事では、その調査結果の一部をご紹介する。
<調査概要>
調査名:企業のeラーニングシステムの満足度調査
調査期間:2021年12月22日~23日
調査方法:インターネット調査
調査対象:eラーニングシステムを導入している企業の研修担当者
調査人数:1,011名
<結果概要> ・eラーニングシステムの導入目的は「社員の基本・基礎教育に適していると考えたから」が最多。 ・現在使っているeラーニングシステムを知ったきっかけ、トップは「他社からの紹介」。 ・同じく、eラーニングシステムを選んだ決め手は「システムの機能性や利便性」が首位に。 |
本アンケートでは最初に、自社でどのeラーニングシステムを使っているかについて尋ねた。結果は「Multiverse」(株式会社ネットラーニング)と回答した人が最も多く、20.3%に。以下、「learningBOX」(株式会社龍野情報システム)15.2%、「KnowledgeDeliver」(株式会社デジタル・ナレッジ)14.0%と続いた。
次に、eラーニングシステムの導入目的を尋ねた(複数回答可)。最も多かった回答は「社員の基本・基礎教育に適していると考えたから」(46.8%)で、全体の半数近くを占めた。ほか「遠隔地でもリモートで同一の教育が行えるから」(43.6%)、「多数の社員を同時に教育できるから」(40.3%)が選ばれた。
eラーニングはリモートで多数の社員が同時に受講できる。そのため、対面式研修だと発生する会場費や移動費などを削減でき、研修の準備も不要なのが大きなメリットだ。またeラーニングなら、コロナ禍でも講師や受講者たちが接触せずに利用できるのも、選ばれる理由となっている。
また、現在使っているeラーニングシステムを知ったきっかけを質問したところ、「他社からの紹介」が30.9%で最多回答に。次いで「HPや広告」(20.1%)、「営業電話」(13.2%)だった。広告や営業よりも、紹介=信頼できる相手からの情報が動機となったようだ。
現在使っているeラーニングシステムを選んだ決め手は、「システムの機能性や利便性」(44.8%)と回答した人が最も多く、ほかに「教材の品質」(30.2%)や「教材がカスタマイズできること」(22.6%)も多かった。
さらに、使用中のeラーニングシステムに求める改善点(複数回答可)を尋ねたところ、「低価格化」(30.9%)が最も多く、以下「システムの機能性や利便性」(30.8%)、「教材の品質」(26.7%)と続いた。具体的な意見は以下のとおりだ。
・アカウント管理が複雑で登録するのにかなりの手間がかかる(システムが使いづらい)(20代/女性/東京都)
・画面が見にくい(50代/男性/埼玉県)
・分野の幅を広げて欲しい(50代/男性/静岡県)
そういった不満があるなか、現在使っているeラーニングシステムを継続して使いたいか尋ねたところ、「はい」が89.5%となり、おおむね今のシステムに肯定的な人が圧倒的に多かった。利用開始時に慎重に選び、納得して使い始めた企業が多いと言えそうだ。
以上が「企業のeラーニングシステムの満足度調査」に関するアンケート調査の結果である。
人材は企業にとって、事業の発展を左右する重要な財産である。そのため、人材教育には力を入れるべきで、その手段のひとつがeラーニングシステムだ。コロナ禍でも従業員ひとり一人の能力を伸ばすべく、企業の人材教育担当者はぜひ各システムを比較し、自社に合ったものを選定してみてはいかがだろうか。
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