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スポーツチームのスポンサーになるのっていくらかかるの?

公開日2018/11/09 更新日2023/01/19

少し前になりますが、株式会社ZOZOの前澤社長が「プロ野球球団を持ちたい」という願望をツイートしたことが話題となりました。スポーツチームのスポンサーになるのには、いくらぐらいの費用がかかるのか、ご存知ですか?

ここでは、メジャースポーツから、まだ存在がマイナーなスポーツまで、さまざまなスポーツについて、スポンサーになるための費用について解説していきます。

サッカー日本代表のスポンサー料は?

2014年5月、飲料メーカーのキリングループが、サッカー日本代表の公式パートナーとなりました。

期間は2015年4月1日から2022年12月31日までの7年9ヵ月で、契約金は年間25億円です。同契約では男女・年代別のサッカー日本代表に加え、フットサルやビーチサッカーについての支援もおこなわれることになっているようで、キリンと日本サッカー協会の契約は、総額約200億円の大型契約として、当時大きな話題となりました。

関連記事:サッカーW杯ロシア大会の気になる経済効果

オリンピックのスポンサー料は?

最近では、2020年に開催される東京オリンピックのスポンサーにも注目が集まっていますが、オリンピックのスポンサーはいくつかのランクに分けられます。

オリンピックスポンサーの頂点に位置するのは、国際オリンピック委員会(IOC)が管理する「ワールドワイドオリンピックパートナー」です。こちらはひとつの大会に限らず、長期にわたって各地で開催されるオリンピックをサポートする契約になっています。

たとえば、ワールドワイドオリンピックの代表的な企業であるコカ・コーラ社は、1928年のアムステルダム大会からオリンピックを支援しつづけており、現在のところIOCとの契約は2020年まで延長されていると言われています。

ほかにも、トヨタ自動車が、2015年から2024年までのワールドワイドオリンピック・パラリンピックパートナー契約をIOCと締結しています。

一方、大会ごとのスポンサーシップの最高位に位置するのが「ゴールドパートナー」と呼ばれるスポンサーであり、2018年10月現在、NTTやアサヒビール、キヤノンなど15社が、2020東京オリンピックのゴールドパートナーとして、東京オリンピックの大会組織員会と契約を結んでいます。

大会ごとのスポンサーとしては、この下に、「オフィシャルパートナ」、「オフィシャルサポーター」というランクが続きます。

オリンピックのスポンサー料については、守秘義務があるため公表はできないとされていますが、2020東京オリンピックのゴールドパートナーについては、物品やサービスの提供も含めて6年間で150億円前後のスポンサー料であると報じられています。年間にすると約25億円なので、前述したキリンと日本サッカー協会のスポンサー契約と同等の金額と言えるでしょう。

メジャースポーツのスポンサー料は高額

近年では2016年に、楽天がスペインの人気サッカーチームであるFCバルセロナと、4年間のスポンサー契約(1年間のオプションあり)を結んだことが話題となりました。こちらのスポンサー料は、サッカー日本代表やオリンピックのスポンサーより高額で、年間約65億円にも上ると言われています。

オリンピックの契約のように、基本的にはスポーツのスポンサー料については価格が公表されない場合がほとんどで、一般の人には相場がわかりにくくなっています。ただ、上記の例のように、メジャースポーツのスポンサーになるには、年間数十億円という極めて大きな規模の契約が結ばれることが多いようです。

マイナースポーツなら少額でスポンサーになることが可能

メジャースポーツを思い浮かべると、スポンサーになるには巨額の資金が必要と思われますが、実は、マイナーなスポーツであれば、年間数十万円で日本代表のスポンサーになることも可能です。

たとえば、テレビ番組や漫画で話題になったこともある「カバディ」というスポーツでは、「カバディ日本代表の応援バナープラン」が10万円、「日本カバディ協会主催大会 1試合命名権スポンサープラン」が30万円で販売されています(税別、2018年10月現在)。

マイナースポーツと企業を結び付けるサービスがある

スポーツチームや選手のスポンサーになりたいと思う企業がある一方で、マイナースポーツでは、活動強化のため、スポンサーになってくれる企業を求めていることが多いです。

そうした点に着目し、両者を結び付けるためのサービスとして提供されているのが、株式会社JMSが運営する「スポンサーマーケット」です。スポンサーマーケットは、ネット上でスポンサーを募集しているスポーツのチームや大会のスポンサー料を調べることができ、気になる選手やチームに対して、ネット上でスポンサー契約を申し込むことができるサービスです。

前述のガバディの契約は、まさにこのスポンサーマーケットを通じて成立した契約となっています。

ほかにも同サイトには、障害者スポーツ支援や女性アスリート支援など、さまざまなスポンサープランが掲載されており、「スポンサーになりたいけど費用や方法がわからない」という企業や個人と、スポンサーを求めているスポーツチームや選手が出会える貴重な場となっています。

まとめ

数億円~数十億円といった巨額のスポンサー料が動くメジャーなスポーツや大会については、よほどの大企業でない限りスポンサーになるのは難しいかもしれません。しかし、上記の「カバディ」のような規模のスポンサー料なら、個人や小規模な事業者でもスポンサーになることが可能でしょう。

小さな会社が自分たちの身の丈で、マイナーなスポーツを応援することは、社会貢献にも自社のイメージアップにもつながるのではないでしょうか。

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