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アクサ生命保険株式会社が発表した「社長さん白書2018」によると、「最も重視する経営資源は人材」で、「健康経営」に関しては、認知度が高まっているものの、実際に取り組んでいる経営者は1割にとどまっていることが明らかになった。
「社長さん白書2018」は、アクサ生命が2004年から全国の中小企業経営者に対面で実施している意識調査で、今回で7回目。今回は、「経営者の未来づくり」をテーマに、「経営資源」、「事業承継」、「就業不能リスク」、「ご自身の未来づくり」、「健康経営」についての質問を行った。
調査の内訳を見ていくと、「ヒト、モノ、カネ、情報の経営資源のうち、最も重要なのは、ヒト80%、モノ2%、カネ9%、情報9%と、圧倒的に人材を重要と考えているようである。
ところが、その人材を大切にすることに繋がる「健康経営」については、「今回初めて知った42%」、「内容は知らないが聞いたことがある20%」、「内容は知っているがまだ取り組んでいない23%」、「内容を知っており取り組んでいる13%」、「無回答2%」で、実施しているのはわずか1割ちょっとという結果だった。
また、「バトンタッチ(事業承継)の時期を決めているか」という問いには、「決めている52%(60~69歳21%、70~79歳18%)」、「決めていない48%」で、決めていない経営者は5年前の44%から増加し、退任時期についても、70~79歳が18%と、5年前の14%より増加していることもわかった。
ちなみに、バトンタッチの時期については、60~69歳が21%で、70~79歳が18%、生涯現役は7%(5年前は5%)で、経営者の高齢化も進んでいるようだ。
ところで、バトンタッチを決めていない理由だが、「事業承継できる時期の予測がつかない21%」、「後継者がみつかっていない12%」、「後継者が育っていない8%」、「後継者に継がせたくない4%」、「社長を続けたい2%」、「後継者の同意が得られない1%」となっている。
この調査結果から、事業承継の難しさが浮き彫りとなったが、経営陣をはじめ管理部門にとっては、将来を見越した事業承継を、早めに準備しておくことも大切となってくるのではないだろうか。
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