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タイパとは?ビジネスシーンにおける事例と注意点

公開日2023/01/01 更新日2022/12/29 ブックマーク数
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スタッフの生産性を高めることは、企業にとって最も重要なミッションといえます。近年は急速なWeb環境の向上や通信サービスの充実化に伴い、コミュニケーションの部分を中心にパフォーマンスの向上が図られています。


この社会情勢を敏感に感じ取っているのが若年層、Z世代です。辞書作りを手がける三省堂が選ぶ「今年の新語2022」では生産性に近い意味をもつ「タイパ」という用語が第一位に選ばれました。


タイパとはいったい何でしょうか? ここではタイパの意味やビジネスシーンの事例、注意すべきことを紹介していきます。



タイパとは

タイパとは「タイムパフォーマンス」、つまり時間対効果の略語です。コストパフォーマンス(費用対効果)にならっています。


近年は活字文化から、短い時間でより多くの情報が得られる動画文化へ移りつつあるといわれています。書籍を要約して説明する「中田敦彦のYouTube大学」のチャンネル登録者数が490万人(2022年12月時点)を超えたのは、動画文化への移行を表した例といえるでしょう。


さらに動画の中でも、急速にショート動画が利用されるようになってきました。ショート動画の代表的SNSであるTik Tokをはじめとして、Instagramは「リール」を、YouTubeは「YouTubeショート」を実装しています。


企業のマーケティングを支援するサムライト社の調べ*によると、InstagramとYouTubeのショート動画機能は、各SNSにおける全ユーザーの約7割が利用するほどになっています。タイパがより重視される時代になってきているのです。


タイパの考え方を仲間と共有することが大切

ビジネスシーンでは、当然のようにタイパ、いわゆる「生産性」が重視されていました。以前は、上司や管理する側が部下のタイパを引き上げる役割を負い、教育指導してきました。しかし今ではタイパを重視する若者が増えつつあります。


ここで課題になるのが、タイパの考え方の違いです。ある人が「最も生産性が高い」と考えて続けてきた方法も、別の人からすると「無駄な時間が多い」と考える場合もあるでしょう。「タイムパフォーマンスの高さとは何なのか」という考え方の共有を怠ると、ミスコミュニケーションやモチベーション低下が発生しかねません。


ビジネスシーンにおけるタイパの例

・外出よりもWeb会議ツールを活用する
客先訪問の代わりにWeb会議ツールを使えば、移動時間や交通費を削減できます。これは典型的なタイパを意識した行動例といえます。しかし人によっては、あえて対面で会話することで客先との関係性を強めたり、リスクヘッジができるという考え方の人もいます。


アンケート調査を手がけるビズヒッツ社が「Web会議と対面会議のどちらが良いか」をテーマにアンケート調査**を行ったところ、「Web会議」の回答が48%、「対面会議」の回答が52%でした。この結果からも、意見が拮抗していることがわかります。


特に新入社員などの若年層は、Web会議ツールの利用に抵抗感がない世代です。たとえば大学時代、コロナ蔓延防止のため、自宅でのWeb会議ツールによる授業がほとんどだった人と、対面会議が当然だった世代では、大きな価値観の違いがあるといえるでしょう。


・ウェビナー受講
ウェビナーのメリットは、好きな時間に受講ができ、場合によっては一定期間内で繰り返し聞けることです。しかし、質疑応答ができなかったり、講師や集まる受講者とつながって意見交換をする機会を得にくいというデメリットもあります。


「まったく同じ内容を聞いて帰るだけ」ならば、ウェビナーの方がタイパは高いといえるでしょう。しかし、マーケティングを手がけるシャノン社が30代以下を対象に実施したアンケート***によると、「セミナーが良い」と回答した人は42.6%で、「ウェビナーが良い」と回答した32.6%を上回る結果となりました。若年層だからといってリモート形式を必ず好むわけではなく、ウェビナーに一定の限界を感じているのかもしれません。


セミナーとウェビナー、どちらのタイパが高いのか、参加する側と送り出す側が認識共有をていねいに行い、より良い成果につなげていくことが大切です。


まとめ

Z世代など若者を中心にタイパを意識した行動が広がりつつあります。また、新型コロナウィルスの蔓延やWeb会議ツールの急速な普及により、ビジネスシーンでタイパを高める選択肢が増えています。今後は、タイパについての考え方を共有していくことが重要になってくるのではないでしょうか。


*【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国20~70歳以上の男女1,414人
調査期間:2021年8月〜9月


**【調査概要】
調査方法:インターネットによる任意回答
調査対象:Web会議をしたことがある全国の男女
調査期間:2020年9月1日~15日


***【調査概要】
調査方法:インターネットまたは紙面
調査対象:情報収集や選定に関わる20歳以上の30代以下の男女
調査期間:2021年9月、2022年9月


■参考サイト
三省堂「辞書を編む人」が選ぶ 今年の新語2022
中田敦彦のYouTube大学
PR TIMES YouTube/Instagramユーザーの約7割が視聴!サムライト、Z世代の『ショート動画』利用状況に関する調査を実施
PR TIMES WEB会議と対面会議どっちがいい?男女527人にアンケート調査
PR TIMES 30代以下で「ウェビナー」より「セミナー」に参加したい人は4割超、ウェビナーを実施する企業との間で発生するギャップとは


※本記事は一般的な情報提供を目的としており、最新情報や具体的対応は公式情報や専門家にご確認ください。詳細はご利用規約をご覧ください。

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