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2023年(令和5年)1月22日(日)に実施されたFP(ファイナンシャルプランナー)検定の合格発表が3月2日(木)ありました。
合格された方、おめでとうございます!残念ながら今回は不合格だった方もお疲れ様でした。
今回は、FP検定の合格発表を踏まえて、今回の合格状況や今後の実施スケジュールについて解説していきます。 また、FP検定は、日本FP協会主催のFP試験と金融財政事情研究会主催のFP試験がありますので、両方の合格発表について、解説していきます。
目次【本記事の内容】
FP試験は2種類存在します。1つは日本FP協会主催の検定試験で、2つ目は金融財政事情研究会(通称金財)主催のFP試験です。
まず実技試験の内容が異なることが大きな違いで、どの実技試験を受験するかで申し込む試験機関が決まります。
~FP3級の場合~

~FP2級の場合~

実技試験の内容以外では、合格証書の書式や受験会場が異なる点が挙げられます。
一方で、資格の価値や学科試験の内容、受験料や受験日程はどちらも同じですので、どちらで合格しても価値は同等で、世間的にも同じ評価を受けます。
●2023年1月実施3級FP技能検定試験結果(日本FP協会)

出典:日本FP協会|2023年1月実施3級FP技能検定試験結果
●2023年1月実施2級FP技能検定試験結果(日本FP協会)

出典:日本FP協会|2023年1月実施2級FP技能検定試験結果
●[種目別試験結果]ファイナンシャル・プランニング技能検定(金融財政事情研究会)

出典:試験結果:2023年1月試験[種目別試験結果]ファイナンシャル・プランニング技能検定
2023年度のFP試験スケジュールは以下が予定されています。 日本FP協会主催のFP検定試験・金融財政事情研究会主催のFP検定試験ともに同様のスケジュールとなります。
1級FP技能検定 実技試験(資産設計提案業務)

2級FP技能検定 学科及び実技試験(資産設計提案業務)

3級FP技能検定 学科及び実技試験(資産設計提案業務)

参考サイト
金融財政事情研究会
日本FP協会によれば、“FP(ファイナンシャル・プランナー)は、顧客である個人や中小企業の相談に応じて、顧客の資産に関する情報を収集・分析し、顧客のライフプランやニーズに合わせた貯蓄、投資、保険、税制、不動産、相続・事業承継等についてのプランを立案し、アドバイスを行う、資産相談に関する専門家”と定義されています。
FPの活躍先としては、主に金融業界(銀行・証券会社・保険会社など)や不動産業界が挙げられます。また、独立して顧客の資産の相談に応じたりアドバイスを行ったり、資産に関するセミナーの講師を務める、原稿の執筆を行うなどの働き方もあります。
FPは3級・2級・1級の階級があるので、それぞれ取得することで得られるメリットについて見ていきましょう。
FP3級の合格率は下記の通りで、合格率は比較的高めですが、一般的には20時間以上の勉強時間の確保が必要とされています。


FP3級は資格の難易度が高くないことから、就職・転職時に有利に働くちは言いづらいです。ただ、FP3級はFP2級の受験資格になるので、“現在はFP3級のみ保有している状況ですが、FP2級の勉強を進めています”と伝えれば、金融業界や不動産業界などFP資格を重視する企業への就職・転職時には多少評価につながることがあるかもしれません。
直接的にキャリアに活かせる機会は少ないかもしれませんが、企業によっては人事考課の際の参考に、FP3級以上の取得有無を設けているところもありますので、持っていて損はないでしょう。
FP2級になると3級に比べてやや難易度が上がります。そのため、資格試験として評価につながるのは、FP2級以上が基準になることが多いです。


FP2級取得後に更にスキルアップを目指したい場合は、「AFP」の取得を目標にすることもひとつの選択肢です。「AFP」とは、日本FP協会が認定する民間のFP資格のことを指します。
FP2級に合格した上で研修を受講するとAFPの資格を認定してもらうことができます。 更にAFPの上位資格として、日本FP協会が認定する「CFP」もあります。CFPは世界水準のFPサービスの提供が証明できるFP資格です。
FP2級合格後は、更にスキルアップの幅を広げることができます。転職の際は、どの業界・企業においても実務経験が重視されるため、資格のみを武器に戦うことは難しいです。
しかしながら、FP2級以上は基礎知識以上の金融知識があることを証明できるので、評価を受ける可能性が高まります。FP3級以上に、金融業界や不動産業界などで評価につなげることができるでしょう。
FP1級に合格するためには、学科試験・実技試験、両方突破する必要があります。 量試験の合格率を掛け合わせた数値が実際の合格率になりますので、実質は7%~18%ほどの合格率となります。
難易度の高い試験ですので、FP1級が取得できると、直接的にキャリアアップに活かせる機会も多くなるでしょう。


FP1級を取得できた場合、かなり高度なファイナンス知識を習得できたと言えるでしょう。 金融業界・不動産業界はもちろん、税理士や公認会計士などの企業事務所でも知識をいかすことができるでしょう。
FP1級の知識があると、様々な観点からライフプランなどのアドバイスができるようになるので、自身の市場価値も高めることができます。
FP検定は比較的メジャーな資格であり、合格後は“資産相談に関する専門家”として評価を受けることができるでしょう。特に金融業界や不動産業界など、FP検定の内容と精通した領域では、資格を保有していることで専門性の向上や評価につなげることができます。
また、直接キャリアに活かすことがなくても、家計の見直しや資産運用を目的に、お金まわりの知識を蓄え、自分の生活を豊かにするための学びを得ることができる資格でもあります。
自身のスキルアップのためにも、FP検定を突破しておくことは何かしらの観点でプラスに働いてくるでしょう。
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■参考サイト
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