公開日 /-create_datetime-/
賃上げ機運が、かつてないほど盛り上げっているものの実質賃金は下がり続けている。しかも、相変わらず値上げラッシュが続いていることもあり、消費マインドは景気回復につながるほど高まっていないのが現状だ。
さて、そのような状況で、ビジネスパーソンの毎月のお小遣いは真っ先に影響を受けることになりそうだ。株式会社SBI新生銀行が実施した「2023年会社員のお小遣い調査*」によると、男女ともにお小遣い額が1,500円以上増加していることがわかった。
男性の平均が40,557円で、前年より1,915 円増え、2010年以降初の40,000円台に達している。年代別に見ていくと20代と40代がアップし、30代と50代がダウンしているが、全体ではアップよりもダウンした割合が上回っている。
一方、女性の平均は35,001円で2014年以降の最高額で、前年よりも1,723円のアップとなっている。年代別では20代がもっとも高い39,980円で、男性とほぼ同じ水準にまで近づいている。
毎月のお小遣いは男女とも多少増えたが、必ずしもビジネスパーソンの懐事情が温かくなったわけではない。コロナの5類移行で、勤務体制を在宅から出社に戻す企業が多くなり、昼食代や仕事帰りの飲み会も増えているからだ。
昼食代の平均は、男性が624円で女性が696円である。昼食代は4年連続で増加し、2014年の調査開始以来もっとも高い金額である。しかし、オフィスが都心にある場合、この額で昼食を済ますことは相当難しいのではないだろうか。
そのため、弁当を持参するビジネスパーソンも多く、男性で34.5%、女性では48.8%と半数近くを占めるまでになっている。
また、飲み代の月額平均は、男性が13,850円で女性が9,574円だ。飲み代にも昼食代にも、お小遣いアップの余裕を感じることはなさそうである。ビジネスパーソンの懐事情は、相変わらずやり繰りに四苦八苦しそうな状況といえそうだ。
⇒お小遣いを上げるには妻への交渉よりもキャリアアップで キャリアアップに必要な情報はこちら
*【調査概要】
・調査期間:2023年4月25日~4月28日の4日間
・有効回答数(サンプル数):合計2,718名
・調査方法(集計方法、算出方法):インターネットによる調査(株式会社マクロミルに依頼し、全国からサンプルを収集)
■参考サイト
PR TIMES|男性会社員のお小遣い額は前年比微増の40,557円、女性会社員も増加の35,001円「2023年会社員のお小遣い調査」結果について
若手人材の早期離職を防ぐ1on1とは?~早期離職原因 TOP3から考える会話のテーマ~
契約書作成の際に必ず押さえておきたい8つのポイント
社印・社判を必要とする文書の電子化
契約書のリーガルチェックの重要性と6つのチェックポイント
誰もが悩む5つの組織課題をサーベイ導入で解決するヒントとは?
【税理士の転職情報】まとめページ
基本給の決め方とは?基本給設計する4つのポイント
最低賃金引上げに向けた中小企業・小規模事業者への支援事業 など|4月22日~4月28日官公庁お知らせまとめ
最大800万円補助!東京都中小企業向け経営展開サポート事業でポストコロナをチャンスに変える!
管理部門・士業に聞いた「転職活動で使用するサービス」実態調査2024
マンガで分かる経理部門のDX化|業務フロー自体も効率よくDX化するポイント
顧問契約書/コンサルティング契約書の作成で気を付けておくべき事
電子帳簿保存法Q&A【運用編】
転勤手配を楽にしたい! 『賢く転勤手配サービスを選択するポイント』
債権管理・入金消込効率化『Victory-ONE/G4』導入事例 ~自動消込照合率が91%まで上昇! 株式会社有隣堂~
【会計】ステップ4の貸付金関連の手数料の取扱い、検討─ASBJ、金融商品専門委 旬刊『経理情報』2024年5月1日号(通巻No.1709)情報ダイジェスト/会計
IT導入補助金2024申請ガイド ~申請するメリットと申請の流れを紹介~
「公認会計士」になるには?難易度・合格率や税理士との比較など
【経理の転職情報】まとめページ
【監査法人の転職情報】まとめページ
公開日 /-create_datetime-/