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2023年の夏ボーナス、あなたの会社では支給されましたか? 日本経済団体連合会(経団連)の今夏ボーナスに関する調査結果発表(後述)など、さまざまなところで話題になるたびに、「他の会社のボーナスはどうなんだろう?」という興味が湧いてくることでしょう。
「Manegy」ではこのたび、夏季賞与に関するアンケートを実施しました。調査対象は「Manegy」に登録している管理部門従事者です。今回はその結果をご報告します。
【調査概要】
調査テーマ:夏のボーナス支給状況に関する調査
調査期間:2023年7月3日~7月13日
調査方法:インターネット調査
調査人数:328名
調査対象:当社運営メディアManegyに登録し、管理部門に従事する男女
まずは、今回のアンケートにご協力いただいた回答者の属性をご紹介します。
【職種】

回答者の多い順に、最多が経理の25.9%、2番目総務18%、人事が14.6%で3番目という結果となりました。
【業界】

業界は、トップが「サービス」で、約4人に1人の割合となりました。ほか、「製造業」「卸売・小売・飲食業」「建設業」が上位に入っています。これらは国内企業全体で見ても働いている人が多い業界*であり、今回のアンケートでもそれが反映された結果といえそうです。
*独立行政法人 労働政策研究・研修機構|早わかり グラフでみる労働の今 産業別就業者数
【企業規模】

企業規模は、5人に1人以上が従業員数1,000人以上の大手企業勤務者でした。
また上位2~5位は中小規模の企業に勤務する人々でした。

本調査では、回答者の66%以上が夏のボーナスを支給されることが明らかになりました。
また100万円以上支給されると回答された方の企業規模は、上位3つが「1000人以上」44.64%、「501~1000人」12.5%、「300~500人」8.93%という結果になりました。*株式会社フリーウェイジャパンの調査によると、今年夏のボーナスを支給する中小企業は約31%と、半数に満たない結果になっています。今回の調査で支給される方が66%と過半数に達したのは、Manegyユーザーに大企業の方が多いことが反映された結果といえるでしょう。
*株式会社フリーウェイジャパン /【中小・零細企業を対象とした実態調査】中小企業/零細企業の従業員・代表取締役255人を対象「2023年度 夏のボーナス実態調査を実施」

「支給されない/支給されない予定」と回答した人々を除いて最も多かったのが、「どちらでもない」派で18.6%に。
その次に多かった「納得」派は、「多少納得している」と「納得している」で計32.1%でした。支給された人々はどちらかというと「もらえただけで良かった」と思っているのかもしれません。
ただし、昨年(2022年)に実施した夏季賞与に関するアンケートで同質問をした際には、「納得している」と回答した人が24.10%で最多の回答でした。今年は大手企業の夏のボーナスが過去3番目の高水準に達する*との調査もありましたが、物価高に応じて「支給額アップをもっと期待していたけれど…(昨年と同程度だった)」という、やや複雑な思いもあるのかもしれません。
最後に、ボーナスの使い道を聞いてみました。
*NHKニュース / 夏のボーナス95万円余 去年比3.91%増 過去3番目に高い水準に

結果は「貯金」が半数近くにのぼり1位に。管理部門に従事する皆さんの堅実さが伺えます。2番目に「生活費」が多かったのは、最近の物価高が影響しているのかもしれません。
また、3番目に多い回答だったのは「投資・運用」で、回答者の5人に1人が選んでいます。ある程度大きな額をもらえるボーナスをもとに、将来に備えて資産形成に取り組んでいる方が多いのでしょう。
ほか、新型コロナによる行動制限のない夏休みということもあり、「旅行」を選ぶ人も少なくない結果となりました。
以上が「夏季賞与に関するアンケート」の結果です。
新型コロナの影響を受けていた企業の業績が回復し、上場企業を中心にボーナスの支給額が引き上げられた年になりました。ボーナスの使い道はさまざまですが、この機会に将来に備えたマネープランの見直しをしてみるのもいいかもしれません。
また今年は観測史上最も暑い夏になるとも言われています。旅行に出かける方は、熱中症に十分注意しながら、リフレッシュして有意義な時間をお過ごしください。
※本記事に掲載されている情報は2023年7月12日時点のものです。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、最新情報や具体的対応は公式情報や専門家にご確認ください。詳細はご利用規約をご覧ください。
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