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節電対策とオフィスの適性冷房温度

公開日2023/08/16 更新日2023/08/24


日本各地では猛暑日が連続している。オフィスでも家庭でも、冷房をフル稼働しなければ、とてもこの暑さを乗り切れないほど過酷な夏となりそうだ。


懸念されるのが電力供給量だ。政府は7~8月の2か月間、“無理のない範囲”での節電を要請している。“無理のない範囲”とは何とも曖昧な表現だが、政府の節電要請にかかわらず、節電せざるをえない事情もある。


それは電気料金の大幅値上げだ。電気料金の負担増が企業活動へ影響することも考えられ、企業もこの夏の節電対策には、かなり悩まされるのではないだろうか。


帝国データバンクが実施した「夏の電力使用量の削減対策」の調査*によると、節電への対応策のトップとなったのは「こまめな消灯」(67.4%)で、「クールビズの実践」(48.0%)、「消費電力の少ないLEDなどの製品・設備の導入」(46.2%)が続いている。


また、空調などの温度設定の見直しや、オフィスの照明を落とす、休暇取得を推奨するなどの対応に取り組む企業もある。暑さで仕事の効率が悪化することを避けるため、節電を実施しない企業の割合は3.9%だ。


冷房の設定温度によって電力消費量が違うことは広く知られているが、電気代を節約するために高い室温に設定したことで、仕事の効率悪化や社員が体調を崩してしまうようなことになってしまっては、企業にとっては大きなマイナスだ。


では、オフィスの冷房温度は、何度に設定すればいいのだろうか。もっとも多かったのが26℃(30.7%)で、27℃(22.9%)、25℃(18.7%)、28℃(15.1%)が続き、9割近くの企業が25~28℃に設定(平均は26.2℃)しているようだ。


それにしても、年々、気温は上昇する一方で、冷房がなければ命の危険さえともなうような酷暑が続いている。オフィスの冷房設定温度の平均は26.2℃である。その設定温度で、この夏の酷暑を乗り切ることができるのだろうか。


*調査概要
アンケート期間:2023年7月7日~11日
有効回答企業数は1,277社(インターネット調査)

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