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「最近、心身の疲労を感じるか」という、「ビジネスパーソンの疲れとストレスに関する調査2018」を、メディケア生命保険株式会社が実施したところ、「そう思う」が71.5%で、「そう思わない」は28.5%となり、疲れているビジネスパーソンが7割を超えていることが明らかになった。
これを居住地別にみていくと、関東が69.9%で関西が74.0%と、疲れを感じている人の割合は、関東より関西のほうが高い西高東低の傾向がみられ、都府県別では、大阪府が76.8%と、もっとも心身の疲労度が高い地域となっている。
また、「最近、ストレスが溜まっていると感じるか」という質問には、「そう思う」が68.9%で、「そう思わない」は31.1%だった。
ストレスが溜まっていると、もっとも感じているのは20代女性の76.8%で、関東の66.6%に対して関西は72.5%とこちらも西高東低で、都道府県別でも、大阪府の76.1%がもっとも多い結果となっている。
「疲れやストレスを感じる原因」では、1位が「給料が少ない」(34.3%)、2位が「人間関係の悩み」(26.7%)、3位は「業務量が多い」(22.5%)、4位は「仕事がつまらない」(18.6%)、5位は「仕事にプレッシャーを感じる」(16.6%)である。
つぎに、「職場にこんな社員がいたら嫌だ」と感じるのは、1位は「無茶振りをする上司(無理な指示をする)」(45.5%)、2位は「気まぐれな上司(指示がコロコロ変わる)」(42.7%)、3位は「パワハラ上司(高圧的に脅してくる)」(42.4%)、4位は「仕事を覚えようとしない部下」(38.2%)、5位は「注意すると逆切れする部下」(33.4%)となっている。
どうやら疲労やストレスの原因に、上司の資質が大きく影響しているようだが、管理部門は、この調査結果を真摯に受け止め、日ごろの自分の仕事ぶりを振り返ってみることも必要なようだ。
ちなみに、ストレス解消法の1位は「ぐっすり眠る」(31.9%)、2位「美味しいものを食べる」(28.1%)、3位「旅行する」(23.5%)、4位「ショッピングをする」「お酒を飲む」(ともに22.5%)で、世代別では20代が「音楽を聞く」(25.2%)や「カラオケに行く」(18.4%)で、50代では「お酒を飲む」(28.8%)が、他の世代と比べて高くなっている。
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