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日本人は、年末年始は家族など親しい人と一緒に新年を祝い、お正月を過ごすのが一般的です。では世界では、どのような年末年始の過ごし方をされているのでしょうか。
中国の正月には爆竹を鳴らしたり、アメリカではニューイヤーカウントダウンがあったりと、有名な慣習や行事もありますが、あまりニュースで新年の光景を目にする機会がない国では、どのように新年が祝われているのか、想像できない部分があります。
今回は、日本人からすると少し変わっていると思える、各国の年末年始の面白いお祝いについて、見てみましょう。
スリランカは、1月1日の新年と、4月頃にある仏教やヒンズー教による新年の2回のお祝いがあります。新年としてメインのお正月が行われるのは4月の新年です。
スリランカでは「占星術」が深く信仰されており、占星術によって、お正月を行うのに縁起のよい方向や時間帯、服の色も決められます。
新年にはじめて行われる儀式は、かまどでココナッツミルクを煮立たせるというものです。素焼きの壺からココナッツミルクがこぼれると縁起がよいとされます。そのココナッツミルクを使って、ミルクライスのお菓子を食べるのが風習とされています。
南アフリカの新年は、ちょうど真夏まっさかりの暑い時期です。
南アフリカは1月1日に新年を祝いますが、盛大に祝うことはしないようです。
キリスト教徒が多いため新年のお祝いよりも、クリスマスのお祝いの方がメインとなります。
そんな南アフリカ人が大好きなのがお肉。
新年のお祝いは家族や友人と一緒に、BBQをします。これが、ただのBBQではなく、焼くのは牛肉、豚肉の塊に、ソーセージとお肉ばかり。天気のよい夏の昼間に、お肉にかぶりつくのが南アフリカ流の新年の過ごし方のようです。
エチオピアは9月が新年とされています。
実はエチオピアでは、エチオピア独自の暦が使われており、西暦とは7年違いがあります。今年2018年は、エチオピアでは2011年でした。
エチオピアが一般的な西暦ではなく、エチオピア歴を採用している理由は、キリスト生誕年が諸説ある中で、西暦の基準とされている年より7年遅い年がそうであると信じられているからです。
エチオピアの新年は「ウンコタタシ」と呼ばれます。ウンコは指輪、タタシはあなたの指という意味があり、国の始祖であるメネリク1世の親ソロモン王がシバの女王に指輪を贈ったことに由来します。今でも新年には贈り物をする習慣があるようです。
カンボジアでは新年が3回あります。
日本と同じ1月1日と2月頃にある旧正月、仏教の暦による4月半ばにあるものの3回です。メインのお祝いは4月半ばの新年に行われます。カンボジア人は4月の新年に1週間程度休みを取り、実家で新年を祝います。
カンボジアでは、年が変わり新年になる時間に、女神が降りてくると考えられています。そのため大晦日には、女神を迎えるための祭壇やお供え物が用意され、新年を迎える時間まで寝ずに、女神が降りてくるのを待つ風習があるようです。
スペインでは「クリスマスは家族と」「12月31日の大晦日は親しい友人と」過ごすことが多いようです。新年を迎えるにあたっては、お正月の儀式を行うよりは、友達と明るく過ごすイベント的な要素が強いようです。
スペイン人は大晦日から新年になる夜中12時ちょうどに、12時を知らせる鐘の音にあわせて12粒のブドウを食べる習慣があります。次の年12か月間幸運であるよう祈って食べるようです。新年のスペインは、口の中がブドウでいっぱいの人がいっぱいです。
口の中いっぱいな国は、スペインだけではありません。ブラジルにも、新年に日付が変わる夜中12:00ちょうどに行う縁起かつぎがあります。
ブラジルは大晦日に、花火が打ち上げられたり、海辺でカウントダウンをしたりと盛り上がります。
その中で、ブドウ、桃、リンゴを食べる、ヒラマメを食べる、豚を食べる、シャンパンを飲むなど、口の中がいっぱいになりそうな縁起かつぎが、12:00ちょうどに行われるようです。
縁起をかつぎたいからと、すべてやろうとすると大変なことになりそうですね。
占星術や女神への信仰であったり、お肉で口がいっぱいであったり、フルーツで口がいっぱいであったりと、日本とはまったく違う新年を過ごす文化が、世界にはあるようです。今年の年末年始、あなたはどんなお正月を過ごしますか?
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