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マイクロマネジメントは部下に悪影響?悪いマネジメントから脱却するために

公開日2023/11/29 更新日2023/11/28 ブックマーク数
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管理職が部下を必要以上に管理するマネジメント方法を「マイクロマネジメント」といいます。いきすぎた管理は部下のやる気をそぐだけでなく、会社全体に悪影響を及ぼしたり、部下の健康に被害を与えたりします。


本記事ではマイクロマネジメントに関する概要や、適切なマネジメントを行うためのポイントなどについて紹介します。

マイクロマネジメントとは?

経営者や管理職が部下の仕事内容や進捗状況などを細かくチェックするなど、過度な干渉を行う管理方法を「マイクロマネジメント」といいます。部下によっては厳しい管理の方が仕事がはかどったり、モチベーションが上がったりするケースもあるようです。


しかし、多くの場合でマイクロマネジメントは部下の意欲や成長機会を奪ってしまうとされています。


マイクロマネジメントの例

・15分おきなど、頻繁に進捗を確認する
・常に居場所や作業内容を報告させる
・テレワーク中にWebカメラをオンにさせる
・電話の掛け方に細かく注文をつける
・メールを送る前にチェックして細かい部分で難癖をつける など

マイクロマネジメントが注目されている背景

マイクロマネジメントが増えている背景の1つとしてリモートワークの増加が挙げられます。全員がオフィスに出社している場合と違い、リモートワーク下では部下の仕事状況が自分の目で確認できません。そのため、確認連絡や報告の強要が過剰となり、マイクロマネジメントへと発展する事例が多いようです。


また、近年は「働き方改革」が推進されていることもあり、労働時間を減少させようという傾向にあります。少ない労働時間の中で、成果を出さなければならないという焦りがマイクロマネジメントにつながるケースもあるでしょう。

マイクロマネジメントをしてしまう理由

一歩間違えるとパワハラにもなりかねないマイクロマネジメントですが、なぜ過度な干渉を行ってしまうのでしょうか?
マイクロマネジメントにいたる主な原因を解説します。


上司の不安

「部下の仕事が終わらないと自分の評価が下がる」「ミスの責任を取りたくない」など、業務上の不安が理由で部下に対して過干渉になることがあるようです。


上司の強い自己顕示欲

「部下と自分の立場関係をはっきりさせたい」「部下に尊敬されたい」などの自己顕示欲が強く出てしまい、結果としてマイクロマネジメントにいたってしまうケースもあります。


「◯◯さんの言う通りにやったらうまくいった」と部下から評価されたいという思いが、仕事のやり方を強制するコミュニケーションへと発展することもあるようです。


正しい管理方法だと思い込んでいる

「部下をコントロールすることが管理職の仕事だと」いう思いから、マイクロマネジメントが正しい管理方法だと信じている人もいます。このケースでは管理側が部下に対して過干渉であるという自覚がまったくないパターンも珍しくありません。

マイクロマネジメントのデメリットや問題点

マイクロマネジメントにはどのような悪影響があるのでしょうか?
過度な干渉によるデメリットや問題点について説明します。


部下の意欲低下

上司にすべての業務や行動を管理されると、部下のモチベーションは大きく下がります。「自分は信頼されていない」というネガティブな思考に陥りがちになり、やる気も起こりにくくなるでしょう。


また部下は「どうせ指示されるなら自分で考えなくてもいい」という考え方になりがちなので、成長機会を奪う結果にもつながります。


時間的コストの増加

頻繁な進捗報告や過度なタスク内容のチェックは、管理する側・される側ともに大きな労力を要します。その結果、一つひとつの作業に時間がかかり、作業効率が落ちてしまうケースも少なくありません。


部下の心身への健康被害

上司からの過度な干渉は部下に、「常に監視されている」「また怒られるかもしれない」といった不安を与える原因になります。精神的な負担は心身に悪影響を与える可能性があるでしょう。


部下が健康を損なってしまうと、パワハラ問題や訴訟へと発展してしまうリスクも高くなるので注意が必要です。

マイクロマネジメントの改善策

マイクロマネジメントのような過度な干渉は決していいものではありませんが、組織を上手く運営していくためには部下の管理は必要不可欠です。
過干渉となりにくい管理のポイントを紹介するので、ぜひ参考にしてください。


進捗報告のタイミングを決める

上司の気まぐれで進捗報告を求めたりするのではなく、事前に進捗報告のタイミングを決めておくことで部下側は仕事がやりやすくなります。


「進捗報告まであと2時間だから、それまでにこの仕事を終わらせよう」など、短時間スパンでの目標を立てやすくもなるので、業務の効率化にもつながる可能性が高くなるでしょう。


部下が意見を言いやすコミュニケーションを心がける

「はい」か「いいえ」で答えられる質問ではなく、自分の意見が言える質問をするなど、部下が自己主張しやすいコミュニケーションを取ることが大切です。


たとえば部下に仕事をふる際に、「2時間くらいでできるよな?」と聞くのではなく、「どれくらいの時間でできそう?」と聞くなど、部下が自分で考えて答えられる質問を心がけるとよいでしょう。


意思決定や仕事の権限を適切な範囲で部下にも付与する

「次の提案は◯◯さん主導で進めてみて」「この資料は◯◯さんだけで作ってみようか」など、可能な範囲で部下に仕事の権限を与えることで部下のモチベーションアップやスキル向上につながります。


一方で、仕事を投げるだけでフォローをまったくしなければ逆効果になってしまうので注意が必要です。干渉しすぎもいけませんが、放置しすぎるのもよい管理方法ではありません。

まとめ

部下に過度な進捗報告を求めるなど過干渉に管理することをマイクロマネジメントといいます。リモートワークの浸透などを背景にマイクロマネジメントが行われるケースが増えているようです。


一方でマイクロマネジメントには、「部下のやる気をそぐ」「部下の心身に悪影響を与える」など、負の側面が大きく指摘されています。進捗報告のタイミングを決める、部下が意見のいいやすいコミュニケーションを心がけるなど、ある程度部下の自主性も尊重したマネジメント方法を心がけるとよいでしょう。



※本記事は一般的な情報提供を目的としており、最新情報や具体的対応は公式情報や専門家にご確認ください。詳細はご利用規約をご覧ください。

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