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企業と全従業員が高い目標を達成するため、目標の設定から評価までを一貫して行う管理手法がOKR(Objectives and Key Results)です。比較的歴史あるマネジメント手法ですが、名だたる大企業が導入していることで、近年再び注目されています。他の目標管理手法と、どのような点が違うのでしょうか?
OKR(Objectives and Key Results)とは、組織や個人が達成したい目標(Objective)を設定し、その目標を測定するための具体的な主要な成果(Key Results)を定める目標管理手法です。
Objective(目標):挑戦的でインスピレーショナルな定性的目標。組織全体やチーム、個人が達成したい大きな方向性を示します。
Key Results(主要な成果):Objectiveを達成するための具体的で測定可能な成果指標。通常、各Objectiveに対して2~5つのKey Resultsを設定します。
OKRは、組織の戦略と個人の目標を連携させ、全員が同じ方向に進むことを促進します。また、目標と成果を透明化することで、コミュニケーションの活性化やパフォーマンスの向上につながります。四半期ごとなどの短いサイクルで目標を設定・見直しするため、環境の変化にも柔軟に対応できます。
OKRは目標達成のための管理手法で、導入した場合主に以下のようなメリットが生じます。
・目標を明確化でき達成率も高まる(個人・チーム・会社での目標の統一)
・業務プロセスを明確化できる(業務の優先順位を共有して実践)
・チーム、社内のコミュニケーションが向上
・社員のモチベーション向上と業務効率アップ
・社員エンゲージメントの強化(社員のそれぞれが会社への貢献度を意識)
一方で注意すべき点は、準備~導入~運用のステップを進めるうえで、手間やコストがかかることです。また目標を高く設定しすぎると、上記のメリットがデメリットに反転するリスクがあるため注意が必要です。
OKRの導入を決定した場合、以下の手順に沿って準備~導入を進めます。
①企業OKRの設定
②グループOKRの設定
③個人(社員)OKRの設定
④OKR運用の開始
⑤進捗状況の確認とレビュー(定期的に実施する)
⑥最終レビューと評価
⑦次期OKRの設定
運用を開始してから最終レビューまでは、通常1~3カ月の周期を想定します。四半期ごとに定期的に進めてもよいでしょう。ここで注意が必要なのは、目標を高めに設定することです。100%達成できるような目標ではOKRが意味をもちません。またOKRの評価については社内で共有しますが、社員それぞれの評価には結びつけないことも重要なポイントです。
もしも運用上の手間が気になる場合は、システムの導入を検討するのもよいでしょう。
人事評価・目標管理サービスについては、下記のサイトをご覧ください。
https://www.manegy.com/service/personnel_assessment/
目標達成の目安が60~70%である点など、OKRは一般的な目標管理手法とはやや異なるマネジメント方法です。目標達成そのものが「目標」ではなく、目標に向かって会社と社員の一体化を目指すのが、現代ビジネスに求められるOKRの役割なのではないでしょうか。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、最新情報や具体的対応は公式情報や専門家にご確認ください。詳細はご利用規約をご覧ください。
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