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越境ECで食品販売を行いたい!食品の越境ECビジネスと食品販売時の注意点とは?

公開日2024/10/23 更新日2024/10/22 ブックマーク数
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越境ECで食品販売を行いたい!食品の越境ECビジネスと食品販売時の注意点とは?

目次本記事の内容

  1. 1. はじめに
  2. 2. 越境ECにおける食品販売の全体像
  3.  2-1. 市場規模
     2-2. 人気の食品
     2-3. 実施事例
  4. 3. 越境ECにて食品販売を行うことのメリット
  5.  3-1. 市場拡大
     3-2. ブランド認知度
     3-3. 低リスク
  6. 4. 越境ECで食品販売を行ううえでの注意点
  7.  4-1. 法律や制度
     4-2. 配送時の対応
     4-3. 輸入規制品等の調査
  8. 5. 海外進出・海外展開における影響

1. はじめに

現代のビジネスシーンにおいて、国境を越えた商品の販売は、企業の成長戦略において欠かせない要素となっています。特に、越境ECを利用した食品販売は、日本企業にとって大きなチャンスを提供します。 この記事では、食品を中心に、越境ECの市場全体像、販売のメリット、そして実践における注意点を詳しく解説します。日本の豊かな食文化を世界に広げ、新たな顧客層を獲得するための戦略を、この記事を通じて考えていきましょう。

2. 越境ECにおける食品販売の全体像

2-1. 市場規模

越境EC(電子商取引)を利用した食品販売は、日本の食文化を世界に広げる有効な手段となっています。特に健康志向の高まりや、日本食の国際的な人気により、日本の農林水産物や加工食品の海外市場への進出が進んでいます。

「平成29年度 日本からの電子商取引(EC)を用いた農林水産物・食品の輸出に関する調査」によると、越境ECを通じての日本食品の市場規模は約1,574億円にのぼります。この中で、特に人気が高いのは、健康食品(613億円)、菓子(404億円)、調味料(113億円)、そして緑茶(103億円)です。これらの商品は賞味期限が比較的長く、サイズがコンパクトであるため、海外輸送に適しており、国際的な消費者に受け入れられやすい特性を持っています。

一方で、輸出額が小さかった食品には穀物(14億円)や生鮮品(10億円)が含まれます。これらの商品は賞味期限が短く、輸送中に品質が低下しやすい、または体積が大きくなりがちであるため、越境ECを通じた販売には向いていないとされています。

これらのデータから、越境ECにおける食品販売においては、商品の特性を考慮した戦略が必要であることがわかります。長期保存が可能で、かつ輸送効率が良い商品を選ぶことが、成功への鍵といえるでしょう。

2-2. 人気の食品

越境ECにおける食品販売では、特定の商品が国際市場で高い人気を博しています。これらの商品は、その取り扱いやすさや保存性の良さから、海外の消費者に受け入れられやすい特徴を持っています。ここでは、越境ECで特に人気のある食品と、その取扱いやすさのポイントについてまとめていきます。

◆WRITER

弁護士 小野 智博
弁護士法人ファースト&タンデムスプリント法律事務所 代表弁護士

企業の海外展開支援を得意とし、日本語・英語の契約をレビューする「契約審査サービス」を提供している。
また、ECビジネス・Web 通販事業の法務を強みとし、EC事業立上げ・利用規約等作成・規制対応・販売促進・越境ECなどを一貫して支援する「EC・通販法務サービス」を運営している。

著書「60分でわかる!ECビジネスのための法律 超入門」


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