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AIとビジネスの連携を促進するAIコネクティブカンパニー、コーレ株式会社が実施した「業務プロセスの可視化」に関する調査によると、業務プロセスの可視化が進んでいる企業が増えた一方で、進んでいない企業の“進まない理由”も明らかになりました。
この調査は企業の上級管理職と経営層1,003名を対象に行われ、その結果、約7割の企業が業務プロセスを可視化していることが分かりました。
調査によれば、「所属している企業では業務プロセスを可視化していますか?」という質問に対し、67.6%が「はい」と回答しました。この回答から、多くの企業が業務プロセスの透明化に取り組んでいることが分かります。
可視化の方法については、「表計算ソフト(Microsoft Excel など)で(53.5%)」と回答した方が最も多く、「文書作成ソフト(Microsoft Word など)で(47.9%)」、「プレゼンテーションソフト(Microsoft PowerPoint、Google スライドなど)で(42.2%)」と続きました。普及しているソフトウェアを使って業務プロセスを可視化することで、比較的手軽に取り組める状況がうかがえます。
一方、業務プロセスを可視化していない理由については、「人材や時間不足(39.1%)」が最も多く、「必要性を感じていないから(35.7%)」、「費用がかかるから(27.4%)」と続きました。これらの結果から、人材や時間の確保、費用対効果の認識が大きな課題となっていることが明らかです。業務プロセスの可視化に対する認識不足やリソースの不足が依然として障壁となっている企業が多いことが示されています。
次に「業務プロセスに関連するデータを収集していますか?」という質問に対し、60.4%の方が「はい」と回答しました。データ収集が進んでいる企業が多いものの、約4割はまだ対応していない状況です。
収集しているデータとしては、「コスト(47.9%)」、「業務にかかる時間(46.4%)」、「成果物(37.8%)」が上位に挙がりました。効率性や費用対効果を測るためのデータ収集が行われていることが分かります。
さらに、収集したデータを活用しているかについては、8割以上が「よくできている(30.2%)」、「ややできている(50.2%)」と回答し、多くの企業がデータを効果的に活用している状況が見られました。一方で、データ活用が不十分と感じている企業も一定数存在しており、活用に向けた更なる工夫が求められています。
また、「大幅な業務効率化を実現している同業他社のAI導入に成功した業務プロセスについて知りたいか」という質問には、半数以上の方が「知りたい(55.2%)」と回答しました。しかし、購入するかどうかという質問に対しては「購入したいとは思わない(41.0%)」という回答が最も多く、興味はあるがコスト面での課題が購買意欲に影響していることが示されました。
今回の調査から、業務プロセスを可視化している企業は約7割にのぼり、その多くが手軽に導入可能なソフトウェアを使って取り組んでいることが分かりました。しかし、可視化していない企業の多くは、人材やコストの問題に直面しており、その課題を乗り越えるためのサポートが求められています。
業務プロセスの可視化は、AI導入による業務効率化を進める上でも重要なステップです。企業が持続的に成長するためには、プロセスの可視化とデータ活用を通じて業務の効率化を図り、AI技術をうまく取り入れていくことが鍵となるでしょう。
参考記事)
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