公開日 /-create_datetime-/
経理財務限定!業務に役立つ資料を無料プレゼント
業務過多や属人化などの課題を解決する資料から経費精算の効率化など業務に役立つ資料をプレゼント。また法令関係など正しく理解しておきたい方に向けた資料もご用意しております。すべて無料でダウンロードできます。
滞留債権とは、取引相手からの入金が所定の期日よりも遅れている債権のことです。
ここでいう「債権」とは一般的に「売掛金」のことを意味します。「売掛金」とは取引先に対して商品・サービスを後払いで販売した際、その際に発生する代金を入金期日までに受け取る権利のことです。掛取引をした後、取引相手に請求書を送ることになりますが、そこに記載した入金期日が過ぎても相手から支払がなければ、支払があるまでは「滞留債権」として管理する必要があります。
なお、
である点は注意が必要です。
未収入金は回収までの期間が長期化すると勘定項目として「長期未収入金」になりますが、売掛金は項目上では「売掛金」のままである点は気をつけてください。
企業の財務状況を示す「財務諸表」ではワンイヤールールが基本で、回収予定日が決算日から1年以内であれば「流動資産」、1年を超える場合は「固定資産」として貸借対照表(企業の資産、負債を示す表)に計上されます。「売掛金」は少なくとも1年以内に代金を回収できるとの判断から、「流動資産」に計上するのがルールです。そのため貸借対照表上では、滞留債権は「売掛金」として扱われます。
しかし、前の決算日で「売掛金」として計上した債権が、1年後の次の決算日でもなお未回収のままである場合、次の決算日では流動資産である「売掛金」から、固定資産の「長期未収入金」へと計上し直す必要があります。
滞留債権に似た用語に「不良債権」があります。「不良債権」は取引先の倒産・廃業などにより完全に回収不能になった債権のことです。滞留債権はまだ回収の可能性がある債権なので、その点は大きく異なります。ただし、滞留債権が結果として不良債権になることは多いです。
もし滞留債権が不良債権になったと判断されるときは、滞留債権分の損失が発生したことと同じなので、損益計算書(企業の利益・費用を示す表)の「販売費及び一般管理費」内の「貸倒損失」として処理されます。この場合、損金算出することで法人税の課税対象額を下げることができます。
滞留債権を回収する、すなわち長期未収入金となる前に回収する方法は3つあります。
記事提供元
株式会社アール・アンド・エー・シー
R&ACは創業から2024年で20周年を迎え、長きに渡り入金消込業務を中心とした入金消込・債権管理システム「Victory-ONEシリーズ」の開発に特化してきました。2024年に累計導入実績1,500社を突破した導入実績No.1の「Victory-ONEシリーズ」は、請求・入金の照合を自動化し、入金消込業務を大幅に効率化します。入金・回収業務の効率化による作業負荷の軽減に加え、債権管理の正確性向上、滞留債権の早期把握、迅速な回収促進などを実現します。
債権管理・入金消込効率化『V-ONEクラウド』導入事例 ~午前中いっぱい掛かっていた消込作業がわずか数分で完了! アデコ株式会社~
請求書受領サービスの 失敗しない選び方
通勤車両/社用車の駐車場利用・管理におけるガバナンス見直しチェックガイド
新卒エンジニア採用施策アイデア大全
契約不適合責任とは?売買契約書で 注意すべきポイントについて
インテグリティが変革の起点になる ─経営と人材の未来を支える力とは
研修投資、87%が無駄になっているかも。生成AI時代に成果を出す人材育成とは?【セッション紹介】
ファイル共有ソフトのセキュリティリスクとその対策
介護休暇、介護休業とは?メリットやデメリット、具体的な取り組み事例やポイントを紹介
テレワークにおける労務管理のポイント
健康経営ソリューションとして 社宅・社員寮が果たす役割
BillOneの導入で請求書業務はこう変わる
マンガでわかる!契約業務の課題と解決策 〜解決のカギはCLMにあり〜
どう選ぶ?契約ライフサイクル管理(CLM)ソリューションの選定に役立つ評価チェックリスト
債権管理・入金消込効率化『Victory-ONE/G4』導入事例 ~入金消込の効率が飛躍的にアップ! ティーペック株式会社~
勤務間インターバル制度導入ガイド|メリット・課題から助成金、就業規則の定め方まで解説
2025年の夏休み「オンとオフは明確に分けたい」、理想は「自宅でのんびり」が最多 民間調査
パープル企業とは?メリットやデメリット、具体的な取り組み事例やポイントを紹介
【5ステップで実現】決算早期化ロードマップ|経理のDXで業務を変える方法を徹底解説
管理会計とは?財務会計との違いから導入ステップまで、基本をわかりやすく解説
公開日 /-create_datetime-/