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異なる世代間で信頼関係を築くには、価値観が違うことを理解し、相手に寄り添うことが大切です。
本稿では、部下に増えてきたZ世代の価値観はどのようなものか、部下と業務外のコミュニケーションをどう取ればよいかを解説します。
日本における仕事に関する価値観は大きく変化し、いまの20~30代前半は40代~60代の世代とは異なる仕事観を持っています。
世代で異なる価値観を持つなか、部下とどうコミュニケーションを取れば良好な関係を築けるのか、人材育成や指導がうまくいくのかに悩む管理職や経営者は少なくありません。
最近、経営層の方から「いまどきの若手社員は、何に興味があって何を考えているのか全然わからない」とよく聞きます。
コンプライアンスへの意識の高まりもあって、「下手なことを言ってハラスメントとして問題になったらたまらないので、昔よりも関わりは抑えている」という管理職の声も聞こえてきます。
本稿では、筆者の会社の調査結果を踏まえて、Z世代の若手社員が上司に求めるコミュニケーションのあり方や、部下の心理的安全性を高めて信頼関係を築くポイントを紹介します。
筆者の会社で、20歳〜36歳の正社員を対象に、「『会社での非公式コミュニケーション』に関するアンケート調査」を実施しました(図表〔有効回答125件、調査期間2023年11月28日〜2024年3月4日〕)。
なお、ここでは、直接的には業務に関係しないコミュニケーションを「非公式コミュニケーション」としています。
その結果、83.2%が「上司や同僚との非公式コミュニケーションは必要」と回答しています。
近年の若手社員の価値観として、「業務以外で上司と話したくない」と思っているイメージもありますが、「非公式コミュニケーションは必要」と回答した人のうち、その理由として「距離が縮まり、話しやすくなる」を挙げた人は91.3%に上ります。
さらに、若手社員が求めているのは「業務中の雑談」ということもわかりました(「最も必要だと思う非公式コミュニケーション」56.0%)。
Z世代は従来と違う仕事観を持っていますが、上司世代を過度に避けるようなことはなく、交流を求めているようです。
ただし、40代~60代の管理職や経営層が自分の感覚でコミュニケーションを取ると、若手側は圧力を感じたり、「この職場は合わない」と思ったりするリスクもあります。若手世代の特徴を踏まえたコミュニケーションをとることが大切です。


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