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ビジネスパーソンに襲いかかる紫外線の危険性と対策法

公開日2019/08/07 更新日2019/08/08
ビジネスパーソンに襲いかかる紫外線の危険性と対策法

ギラギラと太陽が照り付ける夏場の紫外線対策は、もはや常識となっていますが、実は晴れの日だけでなく、雨天や曇天の日でも紫外線対策は必要となります。なぜ、紫外線対策が必要なのか、どのような対策法があるのかをまとめてみました。

紫外線対策が必要なワケ

日光は、生物が生きていくためにはなくてはならないものですが、皮膚に有害な作用ももたらします。とくに、オゾン層破壊による地表紫外線の増加によって、皮膚がん発生の危険性が高まるというデータなどもあり、紫外線に対する意識も、昔とはかなり違ってきています。

紫外線(Ultraviolet、UV)は、生物に与える影響を基に波長の長い方からUVA、UVB、UVCに分類されており、波長が短いほど傷害性が強いとされています。

波長が短いUVCは、殺菌灯などにも使われていますが、オゾン層に吸収されてしまうため、地表に届く紫外線は、少量のUVBと大量のUVAです。

この紫外線を一時に大量に浴びることで、日焼け(サンバーン)をすることは、皆さんご存知のことでしょう。昔は、夏の間に日光に当たり、日焼けしておくと風邪がひきにくいなどともいわれましたが、少量でも長年にわたって浴び続けることで、慢性障害として光老化が起こるとされています。

日焼けをすると、いわゆるシミ(色素斑)やしわ、皮膚の良性・悪性の腫瘍などが、後に現れてくるということですが、最近は、皮膚の免疫反応を抑えてしまうことも分かって来ました。さらに、いろいろな皮膚症状が出る光線過敏症も、紫外線が原因で発生することも多いようです。

紫外線とガンの関係

シミやしわが増える程度なら、それほど紫外線に神経を尖らせる必要もないのでしょうが、ガンとなれば話は別です。

紫外線によってガンとなるのは、紫外線がDNA細胞を傷つけてしまうからです。本来、細胞には修復機能が備わっていますから、たとえ傷ついても、自分で修復します。しかし、長年にわたって繰り返し傷つけられているうちに、突然変異が発生してしまいます。

突然変異した部分がガン遺伝子であった場合、増殖してがん化することがあります。皮膚ガンのすべての原因が紫外線ではありませんが、日光を浴びやすい顔や手の甲などのがんには、日光角化症、有棘細胞がん、基底細胞がん、メラノーマなどが発症する危険性があります。

紫外線対策の基本は余分な紫外線を浴びないこと

紫外線による皮膚がんは、ほとんどが高齢になってから発症しますから、若いうちは、紫外線対策も疎かになりがちです。しかし、紫外線対策の基本は、若いときから余分な紫外線を浴びないようにすることです。

そのためには、屋外で活動するときには広いつばのある帽子、長袖のシャツやパンツで、できるだけ肌の露出を少なくすることです。日傘もそれなりの効果があるそうで、最近は、男性にも日傘の利用が推奨されるようになりました。

紫外線を気にしつつも、暑い夏を快適に過ごすためには、半袖、短パンでアクティブに活動したいものです。そんなときは、肌の露出部分に日焼け止め(サンスクリーン剤)を塗り、紫外線から肌を守りましょう。

日焼け止め(サンスクリーン剤)は、UVB領域の紫外線をよく吸収する紫外線吸収剤と、酸化チタンや酸化亜鉛が主体の散乱剤があります。この二つを組み合わせた日焼け止めもあるので、用途に合わせて選ぶといいでしょう。

まとめ

紫外線対策といえば、海や山でのレジャー時と思いがちですが、外回りの営業マンも、毎日紫外線を浴び続けています。しかも、紫外線を浴びるのは、曇りの日も晴れの日も、そして屋内であっても浴びてしまいますから、オフィス勤務が主の管理部門も紫外線対策は必要です。

紫外線についての知識を深め、紫外線とどうつきあうかを考えることも、ビジネスパーソンに必要な教養のひとつと言えるでしょう。

※本記事の内容について参考にする際は、念のため専門家等にご確認ください

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