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業務に役立つテンプレート紹介:「資金計画書」

公開日2019/09/09 更新日2023/01/16
テンプレート紹介:「資金計画書」

【資金計画書】ファイル形式:Excel 
作成者:田中 裕明(田中裕明税理士事務所)
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事業展開において大切になるのが、どの程度の費用がかかり、その費用をどのようにして捻出するのか、そしてどのくらいの収益が出せるのかということです。その見通しを示すのが資金計画書ですが、初めて自分で作成する方は、やりかたがわからず、困惑することもあるでしょう。

そこで今回は、テンプレートを利用した、経営陣や金融機関を納得させる資金計画書の作成方法をご紹介します。

資金計画書は事業の成否にかかわる重要なもの

今回紹介するのは、田中裕明(田中裕明税理士事務所)先生が作成した「資金計画書」(Excel)のテンプレートです。

資金計画書は、事業の成否にかかわる、きわめて重要なものです。収支の見通しが甘ければ、事業そのものが頓挫するだけでなく、企業の存続にもかかわってきます。

たとえば、売上が計画以上に上がっていても、それ以上に材料費や経費などの支出が多ければ赤字となります。また、その事業を始める資金を借入金で賄うのであれば、返済の見通しも立てなければなりません。

田中先生が作成した「資金計画書」は、前年実績、計画値の差額を表示するようになっていて、ワンタッチで数式の切り替えもできます。また、資金計画と損益計算書のサマリーページも設けられていますから、進捗管理に活用することができます。

資金計画書に求められるのは精度の高さ

資金計画書のポイントになるのは、売上計画と、そこからどの程度の利益が得られるかという利益計画です。その数値に資金の増減を対応させたものが、資金計画となります。

売上計画通りに順調に売上が伸びていたとしても、資金がショートするようでは、事業は行き詰ってしまいます。そのため、事業資金を金融機関などから借り入れた場合、それをどのように返済していくか、どの時点で資金不足となるかなどを、計画段階で把握しておく必要があります。

資金計画は、収支の状況が正確に伝わるものでなければならず、経験の少ない経理担当者や財務担当者にとっては、精度の高い資金計画書を作成するのは、難しい作業です。

しかし、金融機関との交渉の際にも、しっかりとした資金計画書があれば、スムーズに話が運ぶことが多いようですので、テンプレートを活用して、経営陣や取引先を説得できる資金計画書の作成をマスターしておきましょう。

事業継続の鍵を握るのがスムーズな資金繰り

新規事業を立ち上げるには、資金が必要になります。そして、事業を継続していくためには、資金繰りが重要となります。

資金繰りは、事業に必要な資金をどのような手段で調達するか、それが必要になる時期はいつなのかを把握し、資金のやりくりをスムーズにすることです。

ただ、事業における資金繰りの難しさは、いくら計画を立てていても、その通りに運ばないこと点です。

たとえば売上は状況によって変動しますし、入金される期日も取引先によって異なり、現金もあれば、小切手や手形などもあります。

資金計画書を使用して、そうした細かいお金の流れも整理しておくと良いでしょう。

【資金計画書】

ファイル形式:Excel

作成者:田中 裕明(田中裕明税理士事務所)

まとめ

経理・財務担当のスペシャリストを目指すなら、経営陣の求めに応じて、精度の高い資金計画書をスラスラと作成しておけるようにしておきたいものです。そのためにも、便利なテンプレートを活用してみてはいかがでしょうか。

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