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年末年始といえば忘新年会のシーズン、お酒を飲む機会が増えてくるが、忘新年会ではどのようなお酒の飲み方をしているのだろうか。
ひと頃に比べると、一気にグラスを飲み干す“イッキ飲み”は減少傾向にあるが、酒豪や体育会系のメンバーが多い酒席では、未だに“イッキ飲み”で盛り上がっている光景も目にする。
ところが、キリンホールディングス株式会社が、月に1回以上飲酒する全国の20〜50代の男女500名を対象に「イッキ飲みに関する実態調査」を実施したところ、約8割がイッキ飲みをしている姿を見て“ドン引き“すると回答している。
また、イッキ飲みの現場を「見たことがある」は、頻繁・ときどきを合わせると男性は全体では6割以上で、30〜50代の男性では半数以上、20代では半数以下となり、年齢が上がるにつれてイッキ飲みの現場を目撃していることがわかった。
しかもイッキ飲みを求められた経験は2~3人に1人、その相手は上司(先輩)が55.4%、友人が44.7%、同僚が33.8%という結果だ。さらに、上下関係や空気を読んで8割が断れなかったという。
では、イッキ飲みに対しての印象だが、「時代遅れ」が54.2%、「見ていて恥ずかしい」が30.0%、「ダサい」が27.2%と、冷ややかな目で見ていることも明らかになっている。
イッキ飲みは、急性アルコール中毒を招く可能性があり、場合によっては死亡事故につながることもある危険な行為だ。そこでキリンホールディングス株式会社が推奨しているのが“スロードリンク”という飲み方である。
それは「お酒の時間をゆっくり楽しみ、誰かと語り合いながら、食事のおいしさを味わい、ほどよく飲んで、スマートに心地よく過ごす」という、新しいお酒の飲み方・楽しみ方だ。
忘新年会の幹事役となることが多い管理部門の担当者は、令和最初の忘新年会に“スロードリンク”を提唱してみてはいかがだろうか。
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