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効率アップ、残業削減…職場の課題は音楽で解決! オフィス内の“BGMで働き方改革”

公開日2020/03/11 更新日2020/03/12

労働人口が減少するなか、生産性向上のために働き方改革が推進されています。各企業でさまざまな取り組みが行われていますが、“音楽を使った働き方改革”というユニークなサービスが、ここ数年で話題になっています。

その一つは、株式会社USENが提供するオフィス向け音楽放送サービス「Sound Design for OFFICE」。各企業にBGMを提供し、ビジネスパーソンが働きやすい職場環境づくりを目指しています。サービス開始は2013年で、順調に導入企業が増え、2019年12月時点でなんと約6万9,000か所のオフィスで利用されています(オフィスでUSENと契約している企業数)。

USENと言えば、飲食店など店舗向けのBGMを手掛けているイメージが強いですが、オフィスで展開している音楽配信サービスとはいったいどのようなものでしょうか?今回は本サービスについて、USEN-NEXT HOLDINGS 広報部 USEN担当部長の清水さやか氏にお話を伺いました。

“オフィスでBGM”が効果的な4つの理由

音楽がメンタル面に影響を与えることは、多くの人が知っているでしょう。諸説ありますが、人の脳や心理に働きかける効果が高いというのが一般的な見解です。実際、オフィスでクラシック音楽をかけると、働く人々から「イライラした気分が落ち着く」「集中力が上がる」「ミスが減る」といった声が多くあがるのだとか(USEN「Sound Design for OFFICE」公式サイトより)。

USENの公式サイトでも、職場でBGMを流すメリットを5つあげています(以下、同社の公式サイトから抜粋して要約)。

音楽でストレスを軽減させる【メンタルヘルス効果】

    多くの人が働くオフィスは、ストレスを抱えやすい場でもあります。リラクゼーション効果をもたらす優しい音楽で、ストレスを緩和して健全なオフィス環境へと導きます。

    ②人の脳や心身に良い影響を与える【集中力アップ効果】

    長時間の業務で集中力を持続させることは難しいものです。そこで、病気の予防や改善策として医療現場でも注目されている“音楽療法”に着目。集中力アップやリラックス効果を生み出す要素のある音楽をオフィスで流すことで、集中して仕事に取り組める環境を目指しています。

    ③騒音を軽減し情報を守る【マスキング効果】

    OA機器や電話など意外と騒音が多いオフィスで小音量のBGMを流すと、音のカーテンをつくり、騒音を軽減できます。このマスキング効果で、ストレス解消や集中力向上のほか、応接室や会議室などの会議の漏えい防止にも繋がるのです。

    ④企業の好感度アップ【イメージ効果】

    受付や窓口にBGMを導入した企業からは、「印象が明るくなった」「上品なBGMで社員の言動が丁寧になった」との声が。対外的な企業の好感度がアップしただけでなく、社員にも好影響を与えられます。

    ⑤アナウンスで残業を抑止【気づき効果】

    “ノー残業デー”や“プレミアムフライデーなどをアナウンスしたり、毎日同じ時間に特定の音楽を流したりすることで、時間の気づきを与え帰宅を促して残業を抑止できます。職場で「残業をしないで」と言われる立場の人々はもちろん、言う立場の人々(総務部など)も、ストレスをためずにノー残業を実現できるのだとか。

    「ロッキーのテーマ」で残業時間が33%も削減!

    「Sound Design for OFFICE」の基本チャンネルは“集中力向上”“リラックス”“リフレッシュ”“気づき”の4ジャンルに分かれ、110チャンネル以上のBGMが用意されています。

    例えば、集中力やリラックスに効果的なBGMなら、「朝のオフィス・ミュージック ~ヒーリング~」や「1/f(エフぶんのいち)の揺らぎのクラシック」などが代表格。シチュエーションごとに選べるので、職場に合ったチャンネルに設定できるのが魅力です。

    音楽ジャンルも多彩で、J-POP・ジャズ・ラウンジミュージック・ハウスミュージック・ボサノヴァ・クラシックなどを、年代性別が異なるオフィス環境に合わせてアレンジ。仕事に集中できるように“聞き流せる音”として、全ての曲に歌詞を入れず構成しています。

    では、実際に導入した企業では、どんな効果があったでしょうか?

    例えば三井ホーム株式会社では、終了時間の目途をつけて仕事をする意識づけのため、「Sound Design for OFFICE」で映画音楽「ロッキーのテーマ」を夕方に流しています。導入前と比較すると、なんと33%程度も残業時間が削減されたとか!

    終礼スタートでロッキーのテーマを流すことで、一気に仕事を終わらせるような気分になる効果があったのでしょうか?いつどんな音楽を流すのが良いかは企業によって異なりますが、「音楽が仕事の効率に影響する」ということがよくわかる事例と言えるでしょう。

    清水氏によると、引き続き多くの大学と音に関する研究を重ねていきたいとのこと。直近では、早稲田大学と研究した結果を、「音空間デザインラボ」というサイトで発表する予定だそうです。

    誰もが心地よく聞ける音楽で、職場環境を快適に。生産性向上には、“働きやすい環境つくり”が欠かせません。働き方改革のひとつとして、職場に適したBGMの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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