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「結果にコミットしたことで繋がって来たキャリアの道」CFOインタビュー 株式会社Paidy - 藪内悠貴氏

公開日2020/05/14 更新日2021/07/14

欲しいものをいますぐ購入し、翌月払い出来るオンライン決済サービス「Paidy」。メールアドレスと携帯番号のみで決済でき、当月のお買い物を翌月にまとめて請求、翌月の10日までにコンビニや銀行で支払えるという手軽さで、いまECサイトでの導入店舗を大幅に増やしています。

運営している株式会社Paidyは、革新的なサービスの提供だけでなく、日本国内のスタートアップによる資金調達として最大規模の金額を実現するなど、今Fintech業界で大きな注目を集めています。今回は、同社の取締役 兼 CFOの藪内悠貴氏にお話を伺いました。


学生時代はなんと薬学部

― 大学は東京大学で、学部は薬学部なのですよね?今のキャリアとはちょっと遠いですが、なぜ薬学部に?

薬学部に入ったのは、元々創薬に携わりたいと思ったからなんです。当初は自分が小さい頃に医療に助けられた経験もあり、医師への憧れもあったんですが、医師として1対1で患者に接するよりは、創薬に携わった方がより大勢の人たちを助けられるポテンシャルがあると思いまして。その観点で、創薬に対して強い関心を持っていたんです。

― 薬学部は6年制でしたっけ?

私の入学時はまだ4年制で、薬学部卒業後は2年間工学系の技術経営を専攻する大学院に行ったんです。それは今のキャリアを見据えたからというのもありますが。

― 今のキャリアを途中で見据えたのですね。転換点はどこですか?

希望の薬学部に無事進学できたのですが、実際入ってみて環境が閉鎖的に感じることもあり、自分の人生をかけるには合わないかもしれないと感じ始めていたんです。

そんな中、学生団体が主催する「Share Project」という勉強会に参加したんです。大学の垣根を超えてチームを作り、3か月間かけて投資銀行の現役バンカーに各学生チームが最終的にM&Aの提案プレゼンをするという取り組みなんですよ。

当時欧米に遅れてではありますが、日本でも製薬企業を代表とするヘルスケア領域で大型のM&Aも数多く起こっており、M&A自体に関心を持ったのが参加したきっかけでした。3カ月熱意をもって取り組んでいたのですが、結果私たちのチームが優勝できまして。

このとき、取り組んでいた内容もそうですが、色々なバックグラウンドの人間がワン・チームで1つの目標に向かって取り組み、結果として、成果も出たのが楽しかったんです。そこに至るプロセスすべてが。

その経験が忘れられなくて、その後に直属の薬学系と工学系の技術経営の大学院と両方受けたのですけど、やっぱり自分が楽しそうだなと思うほうに進むのが後悔がないと思い、思い切って技術経営専攻の工学系に進みました。


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