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社会人のマナーとして押さえておくべき冬のインフルエンザ・風邪対策

公開日2020/12/03 更新日2020/12/04


12月から3月は、インフルエンザの感染者が急増するシーズンです。インフルエンザの感染力はとても強力で、年間1,000万人、約10人に1人が感染するといわれていますが、今年は、新型コロナウイルス対策が浸透しているためか、例年よりも感染者数は少ないようです。
でも、油断はできません。皆さんの職場では冬のインフルエンザ・風邪対策は万全でしょうか?

季節性インフルエンザと新型インフルエンザ

インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気で、季節性インフルエンザと新型インフルエンザがあります。

インフルエンザの原因となるインフルエンザウイルスは、A型、B型、C型に大きく分類され、大きな流行の原因となるのはA型とB型です。インフルエンザウイルスは、抗原性を変化させながら季節性インフルエンザとなり、毎年、世界中で流行しています。

インフルエンザに罹ると、38℃以上の発熱や頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感などの症状に見舞われます。高齢者や免疫力が低下している人は、二次性の肺炎を併発し重症化することもありますし、幼児では急性脳症を発症することもあります。

一般的な風邪もウイルス感染が原因ですが、のどの痛みや鼻汁、くしゃみ、咳などが主な症状で、発熱もインフルエンザほど高くなく、重症化することはあまりありません。

ただし、インフルエンザでも普通の風邪と同じように、高熱とともにのどの痛み、鼻汁、咳などの症状もありますので、疑わしい場合は早めにかかりつけ医に連絡し、診てもらうようにしましょう。

新型コロナウイルスと共通する感染予防対策

インフルエンザの予防といえば、真っ先に思いつくのがインフルエンザワクチンの予防接種です。発症をある程度抑える効果や、重症化を予防する効果があります。罹患すると重症化する可能性が高い高齢者や基礎疾患のある人はもちろん、ビジネスパーソンとしても、予防接種を受けるようにしましょう。

また、日常生活で注意すべきは、新型コロナウイルス感染予防ですっかり身に付いた手洗い、うがい、人混みや繁華街への外出を控える、マスク着用、適度な湿度管理、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取などが挙げられます。

流水での手洗い・うがい、マスク着用が定着したためか、例年よりもインフルエンザの感染者が減少していることを考えれば、流水・石鹸での手洗いが、ウイルスを取り除く有効な手段といえるでしょう。

もし、インフルエンザに感染してしまったら

どんなに感染予防対策を徹底していても、インフルエンザは強力な感染力がありますから、完全に防ぐことはできません。38℃以上の発熱や咳やのどの痛み、全身の倦怠感を伴う場合は、インフルエンザ感染の疑いがあります。

ただ、発症から48時間以内に抗インフルエンザウイルス薬の服用を開始すれば、発熱期間の短縮などの効果も期待できます。ですから、インフルエンザ感染の疑いがある場合は、まず、かかりつけ医に連絡し、その指示に従って早めに医療機関を受診しましょう。

後は、安静にして、しっかり休養をとることです。とくに睡眠を十分にとることが大切で、水分を十分に補給することも、インフルエンザの予防対策の基本です。

また、今年は新型コロナウイルス感染症の予防対策も、インフルエンザ同様に注意しなければならないでしょう。

厚生労働省は、インフルエンザをはじめとした感染症の一般的予防方法、流行状況予防接種の意義、有効性、副反応などについて「相談窓口」を開設していますので、疑問点があれば問い合わせましょう。

相談窓口:03-5276-9337(午前9時~午後5時 ※土日祝日、年末年始を除く)

まとめ

インフルエンザは、いつどこで発生するのかは、誰にも予測することは困難です。しかも、抗原性を変化させながら、季節性インフルエンザとして全国に広がります。

ひとたび発生すれば、国民の生命、健康、医療体制、国民生活や経済全体にも大きな影響を与えてしまいますから、感染予防対策をしっかりと実践することが、社会人としてのマナーといえるでしょう。

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