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就活ルールは形骸化、5割以上が内々定保有で就活終了済み「2022年卒ブンナビ学生調査」で判明

公開日2021/06/25 更新日2021/06/26


株式会社文化放送キャリアパートナーズが実施した、2022年卒業予定の学生を対象とした「2022年卒ブンナビ学生調査」によると、4月時点で内々定保有が5割を超え、既に4人に1人が就活を終了していることが明らかになった。

新卒者の就職活動と採用については、経団連が会員企業に広報活動3月1日以降、選考活動6月1日以降、正式内定10月1日以降という「就活ルール」を定めていたが、ルールを破っても罰則などはなく、形骸化していたため廃止することになった。

経団連の就活ルール廃止を受け、政府は混乱を避けるために、これまでの採用スケジュールを政府主導で踏襲するとしている。しかし、「ブンナビ学生調査」でも明らかなように、就職活動が早期化しているというのが実態である。

では、その実態を調査結果から見ていこう。1社以上から内々定をもらっている学生は52.7%で、前回比プラス7.4ポイントの大幅増加となっている。しかも、内々定をもらった企業へ「入社したい」が69.1%と7割近くに及び、50.6%はこれ以上就活を続けないと回答している。

まだ内定が出ていない学生も含めた全体でも24.6%(前回比プラス4.0ポイント)が「就職活動は終了した」と回答していることからも、就活ルールそのものが、既に無きに等しいものになっていることを如実に示している。

調査結果の詳細は株式会社文化放送キャリアパートナーズで見ることができるが、調査項目の中には、「Webセミナー1講演あたりの望ましい時間」や「Webセミナーで工夫してほしいこと・実際に参加して良かった点/悪かった点」など、採用担当者が知りたい項目もあるので、ぜひ参考にしていただきたい。

いずれにしても、ルールがあろうがなかろうが、企業が新卒採用活動でやるべきことは、それほど変わりはない。コロナ禍もあって、新卒採用市場も大きく変わりつつあり、人材確保もますます激化することが見込まれている。採用担当者は、この機会を自社の採用戦略を見直すきっかけにしてはいかがだろうか。

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