公開日 /-create_datetime-/
コロナ禍の影響や多発するサイバー攻撃など、企業を取り巻く環境は一段と厳しさを増している。さらに、異常気象による自然災害も、企業の存続さえ脅かすほど大きなリスクとなっている。
このように、企業はさまざまなリスクにさらされているが、そのリスクをどのように捉え、どのように対処しようとしているのだろうか。
日本損害保険協会が、中小企業の経営者と従業員に実施した「企業を取り巻くリスクに対する意識・対策実態調査」*によると、自社が何らかのリスクにさらされていることを86.6%が認識し、そのうちの79.1%が深刻に受け止めていることがわかった。
リスク対策といえば、まず思い浮かべるのは損害保険だが、リスクを認識している人の54.3%が損害保険に加入していることもわかった。
加入している損害保険は「勤務中や移動中における損害賠償」や「製造物に関する損害賠償」、「自然災害」が、それぞれ6割前後の加入率だ。しかし、それ以外のリスクに対する加入率は、せいぜい2割程度にとどまっている。
「備えあれば憂いなし」といわれるように、万が一に備える必要があることは、誰もが認識していることだが、リスク対策をしていない理由として挙げられているのが「費用に余裕がない」「対策方法がわからない」などである。
また、実際に何らかの被害を受けた企業からは、「被害の大きさが想像以上だった」「備えが不十分」という声も上がっている。
企業がさらされているリスクは、年々多様化、複雑化する傾向にあるだけに、現在加入している損害保険では、どこまでが補償の対象となるのかを確認しておく必要もありそうだ。 リスク管理担当者は調査結果の詳細(一般社団法人 日本損害保険協会サイト)で、他社のリスク対策と比較してみてはいかがだろうか。
【調査概要】
・調査期間 :2022年9月8日(木)~12日(月)
・調査方法 :インターネット調査
・調査対象 :中小企業の経営者および従業員
<条件>損害保険契約関係者(決定権あり/選定関与)
・サンプル数:1,031サンプル
■参考サイト
@Press 中小企業の約9割が何らかのリスクを認識
一般社団法人 日本損害保険協会 中小企業を取り巻くリスク
管理部門職種別 面接質問集【MS-Japan】
契約不適合責任とは?売買契約書で 注意すべきポイントについて
効果的なメンタルヘルス対策とは?~離職・休職につながるメンタルヘルス不調と対策の実態~
コロナで変わった人事現場の実態 人事給与アウトソーシングサービスを提供する三菱総研DCSが解説!
eNPSの大幅向上を実現。メンタルヘルス対策の道のり-Smart相談室導入事例-
ZOZOTOWNが「ゆっくり配送」を試験導入。背景にある「物流の2024年問題」とは?
管理部門・士業に聞いた「転職活動で使用するサービス」実態調査2024
【会計】ステップ4の貸付金関連の手数料の取扱い、検討─ASBJ、金融商品専門委 旬刊『経理情報』2024年5月1日号(通巻No.1709)情報ダイジェスト/会計
春の歓迎会・懇親会・お花見の開催率は29% 前年と同水準もコロナ前より22.7ポイント減少
企業による2025年卒採用の見通しは
まだ間に合う!電子帳簿保存法とインボイス制度の対応ロードマップと成功事例
新規ユーザーも 乗り換えユーザーも「シンプルで使いやすい」と 口コミを寄せる、勤怠管理に特化したクラウドサービスとは?
押印に合わせた電子署名形態の選択
ビジネスパーソンが知っておくべき、経費精算でも気をつけたいインボイス制度対応3つのシーン
中堅大企業のための人事給与BPO導入チェックポイント
健康経営優良法人「ホワイト500」とは?メリットや取り組み事例を解説
“飲みニケーション”は時代遅れ? 年代問わず6割超が「いらない」と回答、「気を遣う」、「お金がかかる」などの声も
IT導入補助金2024申請ガイド ~申請するメリットと申請の流れを紹介~
「公認会計士」になるには?難易度・合格率や税理士との比較など
企業と求職者とのマッチング精度を高めるリファレンスチェックの進め方
公開日 /-create_datetime-/