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7割超えの就活生が対面の最終面接を希望! イマドキ学生は“使い分け”がお上手?

公開日2023/03/15 更新日2023/03/14


現在就職活動中である2024年3月卒予定の学生は、コロナ禍に大きく振り回された世代といえます。オンラインで授業を受け、時に閉塞感や孤独感と共存しながら学生生活を送る事を余儀なくされた新世代が考える就活の理想形とはどんなものなのでしょうか?


日常を取り戻しつつある現在、学生たちは就職活動を通じて何を感じているのでしょうか? 株式会社学情が実施した「各選考ステップで、リアルとオンラインどちらを希望するか」に関してのアンケート調査*から考察していきます。


*調査方法:Web上でのアンケート調査
調査期間:2023年1月27日~2023年2月6日
調査対象:「あさがくナビ2024(ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1)」へのサイト来訪者(有効回答数:559件)



“自分の目で確かめたい”から、説明会はリアル勢が多数

就職活動のスタートラインといえる説明会。昨今では各企業がオンラインでも説明会を実施するようになっています。今回のアンケートでは「リアル」を希望すると回答した学生が39.8%に上り、昨年実施された同様の調査の時より15.1ポイントも上回りました。コロナ禍以前の生活を少しずつ取り戻してきている事が感じ取れます。


リアルを希望する理由としては、“企業の雰囲気を知りたい”、“オンラインの方が参加はしやすいが、リアルの方が得られる情報が多い”、“企業に直接訪問したほうが、社風や働く社員の雰囲気をよりリアルに知れると思う”といった声が上がり、画面越しでは伝わらない“空気感”をより重視していると推察する事が出来ました。


一次面接はリアルとオンラインを使い分け! そのホンネとは…

書類選考を突破し、いよいよ一次面接への場へと駒を進めた場合、「オンライン」と「リアル」ではどちらを希望する学生が多いのでしょうか。その結果は「リアル」派35.6%、「オンライン」派35.9%と、なんと“ほぼ同割合”。「リアル」を希望すると回答した学生は、前年度より12.8ポイントも増加しています。


理由としては、“直接の方が質問をしやすい”、“リアルでの実施があれば、リアルでの参加を選びたい”といった能動的な意見が目立ちました。同割合という結果からは「オンライン」派もまだまだ根強いこと、またこの世代的なカラーを象徴していることが考えられます。


コロナ禍での学生生活での経験から、今後またどのように世の中が変化していくのか懐疑的な学生も多いのでしょう。“オンラインでの選考も経験しておきたい”と、フレキシブルな対応を感じさせる回答もあれば、“オンラインのほうが面接の日程調整をしやすいので志望度によって参加方法を選択したい”、という本音がチラリと垣間見える回答もみられました。


リモート慣れをしている現在の就活生は、優先度や会社への熱意によって、「リアル」と「オンライン」を使い分けることもあるようです。

70%超えの学生が最終面接は対面を希望

一次面接では35.6%の割合に過ぎなかった「リアル」派ですが、気合い必須の最終面接では、なんと71.0%もの学生が、「リアルで参加したい」と回答する結果になりました。


理由としては“実際に企業を訪問し、企業の雰囲気や社風を知りたい”、“直接熱意を伝えたい”、“対面での面接で、実際の自分を見ていただき、合否を判断してもらいたい”などが挙げられています。この結果から、人柄や個性はオンライン上でアピールすることが難しく、それが合格への決め手となると考える学生が多いことがわかります。


“直接面接の機会がないまま入社を決めるのは不安が大きい”といった現実的な理由もみられました。リモート慣れしている世代であっても、顔を突き合わせた現実でのコミュニケーションも大事ととらえていることもわかります。採用する側は、貴重な学生生活を非常事態下において過ごしてきた就活生の気持ちをくみ取って、面接に迎え入れる事も大切かも知れません。


採用する側は世代のムードに寄り添いつつも、芯を持って

コロナ禍以降に様変わりした就職活動ですが、当事者である学生たちは裏付けのある理由や時勢に合わせて、その参加方法を変化させていることがわかりました。本命ではない企業相手ならオンライン参加で気楽に、とにかく数をこなすためにオンラインでスケジュール調整、とあまり気乗りしない企業や興味の持てない企業に対しては「オンライン」で対応をするという学生も多く存在している事も忘れてはなりません。


採用する側にとっては一見、学生の本心や熱意が見えにくくデメリットも多いように思えますが、まず手始めに魅力的なコンテンツをそろえたオンライン説明会の場を設けて、たくさんの学生に向け企業の好アピールを仕掛ける等、今まで以上に工夫の余地があるともいえるでしょう。思ってもみなかった企業の姿勢に、志望度をグンと急上昇させる学生も少なくないはずです。


とはいえ、あくまでも就職活動と採用の場において大切なことは、いつの時代も“人と人”との率直な対話にあります。その真意は、今回の貴重なアンケート結果に既に色濃く表れているといえるでしょう。


■参考サイト
PR TIMES |最終面接は「リアル」で参加したいの回答が7割を超える。前年よりも「リアル」希望者が増加。「直接面接の機会がないまま入社を決めるのは不安が大きい」の声/2024年卒対象アンケート


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