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2022年11月の公開直後から全世界で急速に利用が広がっている「ChatGPT」。話題のこの人工知能チャットサービスは、スイスの投資銀行であるUBSによると、2023年1月末時点で推定利用者数が1億2300万人に達したとのことです。
公開からわずか2か月間で多くのユーザーを獲得しているChatGPTは、日常業務やプライベートで大活躍します。本記事では、ChatGPTの基本やおすすめの活用方法、利用するうえでの注意点などについて解説しましょう。
ChatGPTは、アメリカの人工知能研究所であるOpenAI(オープンエーアイ)が2022年11月に公開した人工知能チャットサービスです。オリジナルの文章を自動で作ることができ、人間のように自然な対話をユーザーと行えます。
世界各国の言語に対応し、英語をはじめ、フランス語、スペイン語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、中国語、韓国語などのほか、日本語でもやり取りできます。質問に答えるだけでなく、オリジナルの文章を作成することもでき、そのクオリティの高さは驚くほどです。2023年4月現在、基本サービスの利用は無料で、誰でも手軽に始められます。
ChatGPTはOpenAIによって開発された自然言語処理のための人工知能モデル「GPT-3.5」によって機能しています(ただし、有料版の「ChatGPT Plus」はより高度な「GPT-4」を使用)。ユーザーからの文章を理解し、ChatGPT自体も自然な文章を生成できるほか、文書の要約や翻訳なども行えます。ちなみにGPTは「Generative Pre-trained Transformer」の略です。
ChatGPTの使い方は簡単です。まず、OpenAIのWebサイトでアカウントを作成し、APIキーを取得します。あとは、質問したい内容を検索窓に入力するだけ! 質問やリクエストを入力する際は、できるだけ明確かつ簡潔な文章にするのがおすすめです。
自然言語処理能力が極めて高いChatGPT。主な活用方法は以下のとおりです。
テキストチャット形式で人とコミュニケーションをとることができます。ユーザーが質問やメッセージを入力すると、自然言語処理技術を用いてすぐに返答。例えば「東京スカイツリーの高さは何メートルですか?」「ChatGPTについて、6歳の子どもにも理解できるように説明してください」など、さまざまな質問やリクエストに答えてくれます。医療や法律、金融、ITなど、各種専門分野に特化した質問もOKです。
【ビジネスでの活用事例】オンラインカスタマーサポート
企業の場合、オンラインカスタマーサポートとしてChatGPTを活用できます。自社のWebサイトにChatGPTを取り入れると、顧客からの問い合わせや相談に自動応答することが可能に。ChatGPTなら24時間365日対応できるため、顧客満足度を高められます。
あらゆるトピックについての情報を検索できるのも、ChatGPTの強み。例えば、歴史や科学、音楽、映画、スポーツ、健康など、各分野についての情報を提供してくれます。GoogleやYahoo!といった従来の検索エンジンとの大きな違いは、圧倒的な早さで簡単に欲しい情報を得られること。
検索エンジンはキーワードを入力して数あるWebサイトから検索された関連ページを、ユーザーが読み込んで情報を入手します。しかし、ChatGPTは質問を入力するだけで、欲しい情報が瞬時に返ってくるのです。
【ビジネスでの活用事例】業界研究や調査・資料・データ収集など
業界に特化した情報や調査内容を調べたり、既存データや資料を集めたりすることも、ChatGPTを使えば容易です。管理部門担当者なら、法改正や助成金など官公庁関連の情報も効率よく調べられます。
ChatGPTは、日本語→英語や英語→日本語など、複数の言語を翻訳できます。仕事や勉強、旅行などで大いに役立つでしょう。
【ビジネスでの活用事例】外国語文書の翻訳・校正、自社Webサイトの多言語化、外国語学習など
業務で外国語を使う企業は、精度が高くスピーディに翻訳できる環境があると便利です。メールや契約書などを複数言語で訳す、自社Webサイトを多言語化するなど、幅広いシチュエーションで活用できます。また、外国語の会話を練習したいときは、その言語でChatGPTと会話すると勉強になります。
ユーザーから与えられたテーマやトピックに基づいて文章を生成することも、ChatGPTの得意分野。例えば「未来の科学技術についての文章を作ってください」というリクエストにも応えてくれます。また、クリエイティブな文章作成もOK!小説や詩、ブログ記事なども創作できるのです。
日本では最近、ChatGPTを使って執筆された小説が文学賞「星新一賞」の一般部門優秀賞で入選し、話題となりました。作家・葦沢かもめさんの小説「あなたはそこにいますか?」は、創作の一部にChatGPTを使っています。
【ビジネスでの活用事例】メールの文章生成や新規企画のアイディア出しなど
ChatGPTにテーマを共有して、メールやチャットの文章生成、広告のキャッチコピーや商品レビューの作成、新規企画のアイディア出しなどをするのもよいでしょう。ChatGPTが生成した文章をそのまま使うのはまだ難しい段階ですが、簡単な修正でブラッシュアップすれば問題なく通用します。
長い文章の要約も、ChatGPTなら簡単に行えます。長文のなかの大量の情報を整理してくれるので、リサーチなどを効率よく進められます。政治・経済・環境など、あらゆる分野のニュースを一発で理解できるでしょう。
【ビジネスでの活用事例】ニュース記事やレポートなどの要約
業務上で知っておきたい法改正やニュース、時事ネタ記事をわかりやすくまとめてくれます。資料作りのためのリサーチも、要約によってスムーズに進むでしょう。
以上がChatGPTの活用方法の一例です。
一度使うと手放せなくなるほど便利なChatGPT。しかし、使用する際には気を付けるべきことがいくつかあります。以下はその代表的なものです。
ChatGPTはインターネット上の大量のデータから学習し、情報を提供してくれるAIです。そのため、ときには間違った情報をもとに文章が作られる可能性もあります。ChatGPTの情報に疑問を感じたり、重要な要素を仕事などで使ったりするときは、別の情報源から正確性を確認してみましょう。
ChatGPTはインターネット上で公開された情報をもとに回答を作成する学習機能をもっています。ユーザーが質問として送った情報は、学習データとして使われる可能性があるのです。そのため、個人情報や機密情報、顧客情報などを質問として送るのは避けてください。
ChatGPT は現在も発展段階のサービスであり、アップデートによって新機能追加や精度の改善などが常に行われています。より効果的に利用するために、公開されたリリースノートをチェックするのがよいでしょう。
以上が、ChatGPTの基本やおすすめの活用方法、利用するうえでの注意点などです。 全世界が注目しているこの人工知能チャットサービスを利用すれば、あなたの仕事やプライベートはもっと快適になるはず!ぜひ、自身に合った使い方を探してみてください。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、最新情報や具体的対応は公式情報や専門家にご確認ください。詳細はご利用規約をご覧ください。
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