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上場を目指す企業が増える中、今IPOをスムーズに達成するために必要なこととは

公開日2018/12/13 更新日2018/12/13

ドキュメント作成のプロ集団に、上場準備の本質を聞く

企業のディスクロージャー支援をする老舗である、宝印刷株式会社。60年以上の歴史を持つ同社は、ドキュメント作成に関するクオリティの高さやサポートの手厚さで、永きにわたり顧客との信頼を築いてきた。今回は、大手証券会社で公開引受に従事した経験を持つ同社執行役員・企業成長支援部部長の大村法生氏、同部の萩原亜矢子氏に、同社のIPO支援の特徴や、最近のIPOを取り巻く環境について聞いた。

宝印刷株式会社
1952年の創業以来、ディスクロージャー並びにIR関連物のコンサルティング、制作、印刷などを専門的に行う事業を展開。近年は、人材紹介事業に参入したり、TOKYO PRO MarketのJ-Adviserとして新規上場企業を創出する事業を開始する等、IPO支援に力を入れている。


書類作成の苦しみから担当者を救い、企業の上場達成をサポート

執行役員・企業成長支援部部長 大村法生氏

御社のIPO支援について教えてください。

大村氏:我々は、「企業成長支援部」という変わった名前の部署に所属しているのですが、これは、上場支援をする部隊です。

宝印刷の本業は、上場企業がディスクロージャーするときの、ドキュメンテーションのサポート、すなわち法定書類等の作成ツールの提供やチェックです。IPOの場合には、開示書類は上場申請の段階から必要になるものなので、上場を目指されている企業の書類作成に係るサービスも提供しています。その中で、上場準備に伴うさまざまな悩みの相談相手になり、ツールや関係機関を紹介することで、上場を支援する活動を幅広く行っているのです。

IPO支援についての、御社の強みは何でしょうか?

大村氏:開示書類のプロという点です。もともと宝印刷という会社は、戦後、証券取引法が導入され、有価証券報告書や有価証券届出書という書類を作らなければならなくなったとき、大蔵省の役人で書類を受理する立場にあった創業者の野村が、「これは誰かが教えてあげなくてはいけないのではないか」ということでビジネスとして始めた会社です。つまり、昭和20年代からずっと、それをやってきているわけです。「長くやっているから得意」というのは短絡的かもしれませんが、実際そこにプライドを持ち、積み重ねた経験を活かしてサービスを提供するため、そこに人員も多く配置しています。

きちんとした書類ができることによって、企業にとってはどんなメリットがあるのでしょうか?

大村氏:結果的には、スムーズに上場を達成することにつながります。上場する際には上場審査をパスしなければなりませんが、申請時点でドキュメントの作成能力が低いと、上場後の運営を不安視されて上場が認められないリスクがあるのです。審査に一度つまずいてしまうと、上場が1~2年延びることにもなりかねません。そうならないために、当社が寄り添い、プロとして書類作成をサポートすることで、上場達成に貢献することが我々の使命のひとつだと考えています。

適切に正しい開示書類を作成できることは、上場に失敗しないための一つの重要な要素ということです。


記事提供元

IPO PRO
上場準備中企業の経営者、実務責任者・担当者を対象にした、IPO準備に役立つ情報やコンテンツが満載。また、証券会社・監査法人・信託銀行・印刷会社・弁護士事務所・会計ソフト・ベンチャーキャピタル等、IPOを取り巻くプレーヤー各社とIPO準備企業とのマッチングの場を目指したサイトです。

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