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皆さんは、職場の上司や同僚、部下などに「ありがとう」と感謝の言葉を伝えることができていますか? また、職場は感謝し合える環境でしょうか?
「ありがとう」はたった5文字のシンプルな言葉ですが、とても大きなチカラを持っています。言われたとき、人は嬉しかったり前向きな気持ちになれたりします。そして言うときも、相手に対して優しい気持ちや尊敬の念を抱くことができます。
感謝の言葉を言い合える職場環境は人間関係を円満にし、仕事をしていくうえでもモチベーションが上がったり協力し合えたりするため、結果的によい業績に繋がるのです。
このたび、Manegyは感謝の言葉とモチベーションに関するアンケート調査を行いました。今回はその結果をご報告します。
【調査概要】
調査テーマ:感謝の言葉とモチベーションに関するアンケート調査
調査期間:2023年10月23日~10月29日
調査方法:インターネット調査
調査人数:361名
調査対象:管理部門で働いている「Manegy」会員
職種:経理・財務 23.8%/総務 16.1%/経営企画 13.6%/人事 12.7%/内部監査 7.8%/法務 5.5%/その他の管理部門職種 12.5%/士業事務所に勤務(会計事務所・監査法人・法律事務所など) 8.0%
所属する企業の規模(従業員数):99名以下 41.0%/100名以上499名以下 24.7%/500名以上999名以下 11.4%/1,000名以上 23.0%
年齢:20歳未満 0.3%/20代 2.2%/30代 10.5%/40代 23.3%/50代 40.7%/60代以上 23.0%
1問目では、職場で感謝されることが、アンケート回答者自身のモチベーションアップや維持に繋がっているかを尋ねました。結果は最多が「どちらかといえばそう思う」が51.8%で、「強くそう思う」と合わせると全体の9割以上が「感謝されるとモチベーションアップや維持に繋がる」と回答しています。
今回の調査は、20歳未満から60代以上まで幅広い年齢層の方々に回答をご協力いただきましたが、どの年代でも多くの方が「感謝の言葉がモチベーション向上に繋がっている」と回答しています。この結果から、年齢や会社での立場の違いに関係なく、ほとんどの人は感謝されるとモチベーションが上がることがわかりました。
このことから、職場ではどのような人にも積極的に感謝の言葉を伝えることを意識すると、業務がうまく進んだり、職場環境がよくなったりすると言えるでしょう。
2問目と3問目は、回答者が職場で感謝を伝える頻度と伝えられている頻度について、それぞれ尋ねました。
感謝を伝える頻度は、最多が「どちらかといえば多い」(44.6%)で、「多い」と合わせると約6割の人が“感謝を伝えている派”です。
一方、感謝を伝えられている頻度は、最多が「たまに伝えられている」(46.8%)で、「日々伝えられている」と合わせると、同じく約6割の人が“感謝を伝えられている派”です。 結果が共に約6割であったことは偶然かもしれませんが、職場全体が感謝を伝えやすい雰囲気であると、自身も自然と感謝を伝えられるのかもしれません。
また、4問目は職場で最も感謝を伝えたい人は誰かを尋ねたところ、約3割の人が「部下」と答えました。自身より目上の「上司」や「先輩」よりも多いのは少し意外かもしれませんが、部下にきちんと感謝の念を持ち、言葉にして伝えられるのはすばらしいことです。
そして、2問目と3問目の結果を踏まえると、立場の上下に関係なく感謝し合える関係を築けている人が一定数いることがわかりました。
最後に、回答者の皆さんから多く寄せられた「職場で言われて嬉しかった言葉やエピソード」のなかから、いくつかご紹介しましょう!
・転職先の今の職場で「あなたが入社したことで、社内で“ありがとう”という言葉を発したり聞いたりする機会が増えた」と言ってもらえた。
・メールで形式的にお礼を言われるより、全体ミーティングなど皆の前で感謝される方が嬉しい。
・「教育することの楽しさを知った」と言われた。
・以前にいた会社で、若手や30代女性が結婚・育児等で離職しないように、フォローアップを担当していた。そのときに多くの社員から感謝の言葉をもらったことが、今も糧となっている。
・「君の頑張りがなければ今日の職場はなかった」という言葉が心に残っている。
・目立たない小さなことでも続けていると見てくれている人がいる、とわかったときは嬉しかった。
・「これはお前にしかできない成果だ」と言われたとき。
・「あなたが人事だったから、入社を決めました」と言われた。
以上が、感謝の言葉とモチベーションに関するアンケート調査の結果です。
今回の調査結果で、ほとんどの人が感謝されるとモチベーションが上がることがわかりました。職場では、立場の違いにこだわらず一緒に働くすべての人に、感謝の言葉を伝えることが望ましいと言えます。
相手も自分も幸せな気持ちで働けるように、ぜひ皆さんも「ありがとう!」をたくさん伝えてみましょう。
なお、「Manegy」では企業文化のあり方や取り組み方に関する資料を複数公開していますので、ぜひ参考にしてみてください。
※本記事に掲載されている情報は2023年11月1日時点のものです。
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