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あの広告ってどれだけかかるの?~電車編~

公開日2019/02/02 更新日2019/02/01
あの広告ってどれだけかかるの?~電車編~

通勤の際に、見るという意識がなくても、自然と目に飛び込んでくるのが電車内の広告です。最近は、スマホの画面に見入っている人が多いため、かつてに比べると、広告媒体としての効果は薄れているのかもしれませんが、今も多くの企業が電車内の広告を出稿しています。いつも電車で目にするあの広告は、一体、どれくらいかかっているのでしょうか?

電車広告枠の種類

電通の「2017年の日本の広告費」によると、交通広告の総広告費は2,002億円で、前年と同じ額となっています。交通広告には、電車だけでなく、駅構内や空港、バスの広告も含まれていますが、電車内の広告は、ここ数年、減少傾向にあるようです。

電車内の広告には、中吊り、窓上、ドア横、ドア上、ステッカー各種、アドストラップ(吊革広告)、電車内ビジョン広告、広告貸切電車と、位置によって名称が決まっていますが、それぞれ違った目的で使われており、広告を出せる期間や料金も場所により異なります。

電車広告それぞれの特徴

中吊り広告

車内天井部からポスターを吊り下げる、電車広告の代表的な存在で、週刊誌や月刊誌のポスターが多いようです。数日間から1週間単位で広告することができます。

窓上広告

電車内の窓上に設置されたポスター型の電車広告商品です。1か月単位の設定が多く、ここも目に付きやすい場所と言えるでしょう。

ドア横

電車内でも乗客の密集率の高いのがドア横で、乗客の目線とほぼ同じ位置にあるため、注目率が非常に高く、電車広告の中でも人気が高い位置の広告です。電鉄によっては1車両に2枚~4枚の複数枚掲出もできることから、ストーリー性を持たせた展開も見られます。1週間からの短期掲出が可能です。

ドア上

車両のドア上部で、サイズが横長のため、動きのあるデザイン展開もできることから、継続利用が多く、クライアントもレギュラー化されているようです。1か月単位の利用が多いようです。

ステッカー各種

ドアガラスの窓面に貼るドアガラスステッカー、ドア横の戸袋ステッカー、ドア上部のツインステッカー、 車両が連結する壁面に貼るサイドステッカーなど、複数あります。1か月単位での掲出が可能な広告です。

アドストラップ(吊革広告)

吊革部分の広告で、広告面積としては小さいのですが、なかなか存在感があるのが吊革広告です。電車1編成全ての車両の吊革に並びますから、その連続感が独特の効果を発揮しているようです。また、JR山手線の吊革広告は、QRコードが付けられるため、モバイルと連動したメディアミックスでの訴求も可能となっています。2週間から4週間の短期・中期掲出が可能です。

電車内ビジョン広告

電車内に設置している液晶ディスプレイ型サイネージの電車広告で、CM15秒枠×1週間単位での放映ができます。天気予報やニュースなどが放送枠に含まれているので注目度も高く、動画ならではの広告表現も可能で、最近の人気広告です。

広告貸切電車

電車1編成の車内全ての広告枠を全て貸切る電車広告で、話題性抜群の広告展開が可能です。電鉄や路線によっては、中吊り広告のみを貸切るという方法もあるようです。1週間×1編成から申し込めるようです。

気になる広告枠の料金は?

電車広告枠の料金は、出し方、期間、出す場所、路線によって、細かく設定されているようです。

たとえばもっともポピュラーな中吊り広告を見ると、JR首都圏全線セット、3路線セット、単線などがあり、首都圏全線で7日間、広告を出すとシングルサイズ(B3サイズ)が8,000,000円、ワイドサイズ(B3、2枚分)が16,000,000円で、ポスターの持込枚数は10,480枚です。

山手線単線の場合は、シングルが2,170,000円、ワイドが4,340,000円で、持込枚数は800枚となっています。

電車広告の料金に関しては、公益社団法人「日本鉄道広告協会」(https://www.j-jafra.jp/price/)の料金表があるので、そちらを参考にするといいでしょう。

まとめ

今回ご紹介したのは、あくまで広告枠の料金であり、実際に広告を出す場合はポスターの制作料金が別途かかります。普段何気なく目にしている電車の広告には、かなりお金がかかっているということです。

広告の種類や手法が多様化する現代では、何が自社のPRに最適で効果的なのか、広告担当者はよくよく吟味する必要があるでしょう。

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