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街角で目にする看板や大型ビジョンなどの広告には、一体どれくらいのお金がかかっているのでしょうか。たとえば、1 回の青信号の間に約 2~ 3000 人が同時に渡り、1 日の歩行者数は平日でも約 50 万人といわれる渋谷駅前のスクランブル交差点の大型ビジョンや、新宿東口のアルタ前など、人通りも多く注目度も高い場所は、広告料金も相当な額になることが想像できます。今回は、ちょっと気になる、これらの広告料金をリサーチしてみました。
日本で一番有名な待ち合わせの場所として知られる、多くの人が集まる渋谷駅前ですが、ひときわ目立つのが渋谷駅ハチ公口前にある4基の大型ビジョンです。4面同時放映は 、音と映像による「瞬間的な渋谷ジャック」とも呼ばれている迫力満点の広告で、きわめて注目度の高いといえるでしょう。
渋谷駅前といえば、サッカーW杯や、ハロウィン、そして新年にも多くの人が集まり、交通規制を呼びかけるDJポリスが登場することでも有名です。
いまや、渋谷駅ハチ公前の大型ビジョンは、地域のシンボルでもあり、ランドマーク効果もとしても認識されているようです。
渋谷駅前4つの大型ビジョンを例に、気になる広告料金を見てみましょう。渋谷駅前大型ビジョンの掲載料料金表によると、「Q’s EYE(TSUTAYA)」260万円/30日(60回×30日=1800回)、「109フォーラムビジョン」255.6万円/30日(60回×30日=1800回)、「グリコビジョン」238.4万円/30日(60回×30日=1800回)、「わかさ生活チャンネル」237.5万円/30日(60回×30日=1800回)となっています。
大型ビジョンによる広告は、さまざまな年齢層・階層の人に訴えることができますが、気になるのが、その広告効果です。
渋谷ハチ公口の大型ビジョンの視認率は「80%」と公表されていますが、大型ビジョンの広告枠の基本パターンは15秒のCMが1時間に4回放映されます。スクランブル交差点の待ち時間はおよそ90 秒で、スマホ画面を見ながら渡る人もいれば、おしゃべりをしながら、という人もいますから、交差点を渡る人すべてがCMをみているわけではありません。
それを踏まえて、自社にとってその広告費が妥当な金額であるのかを、見極める必要があるでしょう。
大型ビジョンの迫力には及ばないものの、昔から馴染み深い広告手法としては、ビルの屋上や壁面などに設置する看板広告があります。
広告の訴求効果という点では、場所によっては、大型ビジョンにも引けをとらないケースもあります。看板は、通行量、大きさ、そしてビジュアルやコピーなど、デザイン性などによって目立つ度合いが大きく違ってきます。
ちなみに、渋谷、新宿駅前の目立つ場所での広告料金は、「100㎡(8m×12.5m)当たり年間700~1,300万円が相場」(日経産業紙調べ)のようです。
渋谷ハチ公前広場から見えるもっとも目立つ場所となると、2週間の掲載で2,000万円ほど。さらに看板制作費が、ざっと600万円から700万円かかるようですから、看板も広告料金も場所によってはかなり高額となるようです。
看板広告の人気エリアは、銀座、有楽町、東京、大手町、新宿、渋谷、池袋などで、やはり人通りが多い繁華街に人気があるようです。
広告を媒体別に見ていくと、驚異的に伸びているのがインターネット広告費で、ここ10年ほどで60倍に増えているそうです。
屋外広告は、ここ数年、横ばいで推移しているようですが、新しい広告媒体が次々と登場してくるなかで、健闘しているといってもいいのではないでしょうか。
一方、広告主については、かつて街のあちこちで見かけた消費者金融の広告が減少傾向にあり、代わって増えているのがマンションや輸入車、国産高級車などの広告です。広告主の顔ぶれは、時代を映す鏡でもありますから、広告主の変遷も興味深いところです。
屋外広告といえば、これまでは看板が代名詞といえる存在でしたが、これからは大型ビジョンにとって代わるかもしれません。大型ビジョンを「見た」は全体で8割を超え、なかでも「なんとなく目に入った」が64%となっています。これからの広告展開を考えるうえで、この高い数値は、参考になるのではないでしょうか。
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