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管理部門の業務のなかでも特に負担が大きいものの一つが、法律に関わる契約関連の業務でしょう。内容が難解かつ複雑で情報量も非常に多く、手続きも煩雑です。この法律業務を効率化し、法務担当者をサポートしてくれるのが「リーガルテック」サービスです。
本記事ではリーガルテックについて解説し、マネジーが特におすすめするサービスを9つご紹介します。
リーガルテックとは、法律業務を支援するテクノロジーやサービスのことです。「Legal(法律)」と「Technology(技術)」を組み合わせた造語であり、法律の領域で新しいテクノロジーやデジタルソリューションを利用します。リーガルテックによって、法律に関する業務が迅速かつ効率的に進められるのです。
リーガルテックのサービスには、おもに以下の種類があります。
・電子契約
クラウド上で契約を締結できるサービスで、契約書の自動生成や管理、送付などを行なうことができます。
・文書管理
契約書など法律文書の管理やデータの共有をオンライン上で行なえるサービスです。
・文書作成
契約書など法律文書を作成できるサービス。法的内容も確認できるため、文書作成の負担を軽減できます。
・AI(人工知能)契約書レビュー
作成した契約書について、条文の抜け落ちがないかなどリーガルチェックをAIがしてくれるサービス。
・法務マネジメント
契約の締結など、企業の法務マネジメントをサポート。法的な抜け漏れがないかなども確認できます。
・申請・出願サービス
登記や商標などを申請・出願できます。必要な書類の作成やデータの送受信が、オンライン上で可能です。
・紛争・訴訟サービス
法人や個人を相手にした紛争や訴訟の対処・解決に向けて支援してくれます。
・リーガルリサーチ
法律に関する資料や専門書、過去の判例などから情報を得られるサービス。
・法律事務所向けサービス
法律事務所の書類作成や案件管理など、一連の業務をサポートしてくれます。
リーガルテックを導入するメリットは複数あります。代表的なメリットをピックアップしましたので、導入を検討している企業は参考にしてください。
・業務の効率化
法律関連の業務は細かい情報を確認するなど作業量が多く、書類作成や内容の確認などに時間や手間がかかります。しかし、リーガルテックのサービスを導入するとこれらを効率化でき、時間と手間を省くことができます。
・コスト削減
作業の効率化により、人件費を大幅に削減できます。また、デジタル化によって紙などのコストもほとんどかかりません。
・正確性・品質・セキュリティの向上
デジタル化は人為的ミスのリスクを減らし、業務の正確性や品質を上げます。また、最新のセキュリティでデータを管理・作成できるため、情報漏洩などが起きにくくなるのも利点です。
・法的戦略の強化
リーガルテックによるデータ分析などにより、より戦略的な法的意思決定が可能になります。
以上、リーガルテックのサービスは企業のニーズに合わせて選ぶことができ、導入すると業務効率化やコスト削減、正確性や品質およびセキュリティの向上などを期待できます。
ここからは、マネジーがおすすめするリーガルテックのサービスをご紹介します。詳しい資料をダウンロードできるので、ぜひ活用してみてください。
弁護士開発のAI契約書審査サービスで、契約書の全条項を自動チェックできます。使い方も簡単で、日本語だけでなく英文・中文契約書も対応しています。 2022年12月よりサービスを全面無償化し、法人向けエンタープライズプラン(年額33万円)と個人向けスタンダードプラン(年額19万8,000円)が、無料で利用可能に!
<主なポイント>
・AIによる契約書チェックで法務を強化
契約書の条項を瞬時にチェックし、抜け落ちや契約リスク、必要なものを教えてくれます。
・ひな形設定で修正作業を効率化
手持ちの契約書データをひな形に設定すると、ひな形と照合して契約者・企業に特有の条項まで瞬時にチェック。
・契約書を一瞬で比較し、変更点の見落としを防止
文書比較機能による文書相互の瞬間照合で、自社ひな形契約書や修正前の契約書とすぐに比較。変更点の見落としなどを防いでくれます。
・幅広い契約書に対応
デフォルトで94種類(47類型×2つの立場)の契約書に対応。
契約書レビューの「読む・直す・仕上げる」負担を解決する、AI契約審査クラウド。AIがリスクを検知し、実用性の高い条文例を豊富に提示、表記揺れなどの形式チェックもワンクリックで修正できます。
<主なポイント>
・一般的および自社独自の契約審査基準で、契約リスクを瞬時に検知
複数の契約審査基準で、契約書ひな型に対する不足条文や、契約書内のリスクワードを検知します。
・高度な検索機能で条文検討をアシスト
過去締結済の契約書や自社契約書ひな型、参考として保存した条文例などを横断的に検索できます。
・Wordの一画面内で細かく比較・参照
類似条文や自社契約審査基準の解説・修正条文例を、Word上にて条文単位で比較参照できます。オートフォーカス機能により、ウィンドウを行き来せずに効率のよい契約書レビューを実現。
高品質なレビューを短時間で実現する、AI契約審査プラットフォーム。AIと弁護士監修の法的情報によって、契約書を瞬時に自動レビューできる法務向けサービスです。契約書に潜むリスクの洗い出しから、リサーチ、修正、ナレッジの蓄積・共有をサポートします。
<主なポイント>
・AIによる自動レビューで業務の効率化
AIを活用し、従来の約70%の時間で、より正確な契約書レビューや修正業務を行えます。
・データベースを自動作成し、属人的な業務のばらつきを解消
自社のひな型やレビュー済みの過去の契約書を、自動でデータベース化することが可能です。データベースを活用すれば、担当者ごとの知識や経験の差による業務品質のばらつきを解消できます。
・企業法務に特化したひな形を活用して業務品質を向上
法律事務所が作成した契約書のひな形や書式を1,400点以上搭載。条文単位での引用や、ひな型をベースに手直しを加えて使用することも可能です。
契約書・規程・開示文書など、さまざまな文書の作成・検索・レビューを効率化できるAIを搭載したクラウド ドキュメント ワークスペース。契約書データを資産化し、高性能エディタで文章などを整えて契約書をレビューできます。
<主なポイント>
・契約書データの資産化による作業効率の向上
過去に作成した契約書や自社雛形などの各種文書をLAWGUE上にインポートすると、AIが自動で条項別に分割管理します。
・高性能エディタによるドラフティングのストレス解消
インデントが崩れた文章でもワンクリックで修正可能。表記揺れの自動検出や、条番号の自動修正を行ないます。
・レビューおよびコメント作業の一元化
契約書のレビューをLAWGUE上で行なうことで、ファイル管理、バージョン管理、ワードを添付したメールのやりとりなど、煩雑なプロセスを解消できます。
世界180か国以上、100万社以上、10億人以上のユーザーと、世界で最も使われている電子署名サービス。完全ペーパーレスで、外出先でも自宅でも、どんなデバイスからでも契約・合意文書に署名もしくは捺印、送信できます。
<主なポイント>
・操作がシンプルで、便利な機能も多数
合意プロセスの進行状況を、いつでも確認できます。また、SalesforceやMicrosoft、Google、SAPなど350以上のアプリケーションと簡単に連携可能です。
・堅牢なセキュリティ
米国やEUを含む世界の厳しいセキュリティ基準を満たし、最も強力な暗号化技術を使用しています。
・電子署名は適法、裁判にも有効
電子署名は180か国以上で利用されており、アメリカ、日本およびその他の国の法律に準拠しています。
クラウド型の電子契約サービスで、契約締結・管理の業務効率化や印紙税などのコスト削減、コンプライアンス強化を実現します。
<主なポイント>
・「電子サイン」と「電子署名」、2つの署名タイプに対応
メール認証などのシステムログを利用する「電子サインタイプ」と、本人確認済みの電子証明書を利用する「電子署名タイプ」の2つの署名タイプに対応しています。
・印刷・製本・送付が不要。最短1分で契約締結
紙の契約書のように、印刷・製本・押印・郵送し、相手方の押印・返送を待つ必要がなく、契約をクラウド上で完結できます。
・印紙税や契約締結・管理にかかる コストを大幅に削減
電子契約は印紙税の課税対象とされないうえ、契約者双方がクラウド上で契約を締結するため、契約書の郵送費も不要です。
一人法務向け契約書レビューAIで、契約書作成・レビュー・管理の効率化とリスク軽減を支援するクラウドサービスです。
<主なポイント>
・迅速で適正な契約書チェック・作成をAIで支援
弁護士チームの知見をもとに、契約書作成やレビュー、締結後の契約書管理までの作業を効率化します。
・英文契約書も和訳・英訳・レビューできる
英文契約書に最適化した独自AIによる英訳・和訳とレビューで、契約書作成をスムーズにします。
・月額1万円~の導入しやすい価格
第一線で活躍している実績のある弁護士のノウハウを、業界最低水準価格で活用できます。
反社チェックや与信管理業務を効率化させるクラウドサービスで、取引先の調査・審査から売掛金の回収まで行なうことができます。
<主なポイント>
・反社チェック・与信管理業務を効率化
情報の収集から解析まで実施し、取引先の調査にかかっている時間を5分の1まで削減。
・ワンコインで利用可能
最低利用回数の制限なく、必要な時に必要な分だけ、1件500円から反社チェック・与信調査を依頼できます。
・独自性の高い情報をリアルタイムに取得
インターネット上のSNS・口コミ情報や、裁判情報、独自の支払いデータや提携している調査会社情報などを取得できます。
契約書管理を効率化するAI活用型サービスで、契約書の管理コスト・リスクを削減します。 初期費用不要で月額9,980円から導入でき、年間で約725時間、約135万円のコストを削減!
<主なポイント>
・AIが自動で契約書の管理台帳を作成
手作業で行なっていた台帳記入業務が不要に。終了日が近づくと契約担当者と上長へメールでお知らせします。
・スキャンした契約書をOCR処理でテキストデータ化
画像形式のPDFも、OCR処理でテキストデータ化します。
・契約書の本文に対して検索が可能
過去の契約内容を簡単に確認でき、ユーザー任意の単語を含む契約書を簡単に見つけられます。
以上が、マネジーがおすすめするリーガルテックのサービスです。自社が導入を検討している場合は、お気軽に資料をダウンロードのうえ、ご参照ください。
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