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毎年の新卒採用・都度の中途採用と、企業が成長するためには人材採用を半永久的に継続していく宿命にあります。しかし、なぜ人材採用をする必要があるのかと問われ、明確に自分の意見を回答できる採用担当者はそう多くありませんし、事業規模によっては責任者レベルでもそこまで意識していない可能性があります。多くの会社は日々・例年の業務に忙しく、すべきことに流されていて、その根本を問う時間はないのかもしれません。この記事では、「採用」や「○○採用」という言葉の基本的な意味から、採用担当者が襟を正すための情報として、企業が人材採用をする本当の意味について掘り下げていきます。
人材採用に携わる以上、採用という言葉が何を意味する言葉なのか、きちんと理解しているのが理想です。 しかし、多くの採用担当者・責任者が理解しているのは、採用という言葉の一面のみ、というケースが多いようです。 辞書で調べると、採用とは『適当であると思われる人物・意見・方法などを、とり上げて用いること』と紹介されています。この意味から類義語を取り上げていくと、『採択・取り入れる・雇用・雇い入れる・用いる・召し抱える』など、実に様々な表現が出てきます。対義語は2種類で、意見を対象とする場合は『却下』が該当し、人を対象とする場合は『解雇』になります。
採用担当者・責任者が覚えておきたいのは、対義語の対象とするところです。採用という言葉には、意見を採用する意味合いと、人材を採用する意味合いの2つの用い方があります。これを言い換えると、価値を評価しているのか・価値を測定しているのかの違いになります。意見を採用する場合は、その人材の価値を評価していることになります。これに対して人材を採用する場合、その人材を会社の基準に基づいて測定していることになるわけです。人材を採用する活動は、会社全体のことを考え、会社の目線で選ばなければなりませんから、一定の基準に従って応募者を振り分けなければなりません。しかし、意見を採用する場合は別で、どれだけ会社に貢献できるか、その人の個性が活かされているかが問われます。相反する「採用」の意味を理解しておくことで、会社として評価すべき点、自分の裁量で評価できる点を分けるのに役立ちます。そして、社内で好例が生まれた場合は、それが新しい採用基準となり、より良い採用が実現できるようになるのです。
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